2023年11月30日(木曜日)。私は、この20年ほど、何処へ出かける時も、常時コンデジ(コンパクト・デジタルカメラ)を持参しています。一時は、小さくて軽くてしかも比較的安価なコンデジが大人気でした。しかし、最近では、カメラ機能ならスマフォで十分(いやそれ以上だ)というのが常識のようです。コンデジ(コンパクト・デジタルカメラ)が人気だった時代は、とっくに過ぎ去りました。
私が今使っているコンデジは、2015年12月に購入したCanon IXY 640という製品です。購入時のブログ『今更ながらコンデジ(Canon IXY640)を買いました | KOKAのつぶやき』。
購入してから8年、数台購入したCanon IXYシリーズの中で、この1台は抜群に長持ちです。しかし、流石にかなり酷使した上での8年ですから、最近少しづつ不具合が見えてきました。
不具合その1。
この機種はフォーカスは自動のみなのですが、時々そのオートフォーカスが定まらない状態になることがあります。その時には、電源をオフにしてシャットダウンし、再起動してやると元に戻ります。
不具合その2。
時々、シャッターボタンを押したのに直ぐにシャッターが降りず、ワンテンポ遅れてシャッターが降ります。これでは、シャッターチャンスを逃してしまいます。
不具合その3。
レンズの前にあるトグルカバーが、起動時に開き切らない、あるいは、シャットダウン時に閉まり切らないことがある。
ここ3ヶ月ほどの間に、このような状態がかなりの頻度で起きるようになりました。
新しいカメラに買い替える必要があります。
ただ、買い替えるなら、今のIXY 640と同じように(1)掌に収まるサイズで(2)軽くて(3)右手だけで操作が完了する(4)光学ズーム機能がある、と言うのが条件です。
WEBで似たような機種を比較してみましたが、結局IXY 640の後継機種IXY 650を選択するしかないということになりました。
CanonのIXYシリーズでは、このIXY 650が現行機種の最新版です。最新と言っても発売日が2016年5月と7年前のことになります。これを見て、安価版のコンデジの時代は過ぎたというのを改めて実感しました。
そのIXY 650ですが、4日前にWEBで注文し、昨日手元に届きました。
そのIXY 650の姿はというと、古いIXY 640とほとんど同じで、見分けるのが困難なほどです。
並べて置いたところ。
左が新しいIXY650で、右が古いIXY640です。よく見ると、右の古いIXY640は、あちこちの角に白く光る部分があって、細かな傷が沢山付いているのがわかります。
カタログ仕様を見る限り、素人ではどこが変わっているのか分かりません。全く同じに思えます。
新しいIXY650を手に持ったところ。
完全に手の中に収まって、今までと全く同じ感触です。サイズも重さも新旧全く同じなので、持っただけでは区別が付きません。
上面の右寄りのボタン類。
これは全く同じです。
背面の右側のボタン類。
赤丸じるしを付けたところの表記が少し変わっていますが、機能的には前のものと同じです。
ということで、背面の右サイドのボタンの表記が少し変わったということはありますが、使う上での動作に変わりはないので、ユーザー目線では変わっていない(ワタシ的には注文通り)ということになります。
この、右側にボタン類が集約されていることと、その配置の妙で、右手だけでの静止画・動画の撮影が可能になります。
揺れるセーリングクルーザーで、左手にティラー、右手にこのコンデジを持って動画撮影ができるのは、このIXYの上面右側・背面右側に配置されたボタンのお陰です。
これが、ボタンではなくてスマフォのようなタッチシステム等だったら右手だけでの操作は無理ですし、動画撮影用のボタンがもう少し下に配置されていたら右手だけでの操作は無理だったので、このボタン配置は絶妙だと思います。今では、このボタン配置に慣れていて、指で触っただけで操作できます。
ちなみに、私のコンデジ遍歴は次の通り。
2000年代に、FinePix700、FUJIFILM FinePix4700z。
そして、最初のIXYシリーズ Canon IXY 10S を購入したのが2010年7月。
2012年2月に、Canon IXY 600F。
2013年12月、Canon IXY 620F。
2015年12月、Canon IXY 640。
今回、2023年11月、Canon IXY 650。
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