2008年11月8日(土曜日)。11月1日に届いた新しいパソコンに、普段よく使うアプリケーションソフトをインストールして、メインの常用のパソコンに切り替えました。
さすがに、Core 2 Quad 3GHz、メモリ 8GB、OSは Windows XP Professional x64 (Windows Vista Business x64 ダウングレード)は快適です。
そして、何より快適に感じられたのは、ディスプレイを24型ワイド液晶にしたことです。推奨(上限)解像度が 1920×1200 ということですので、その解像度で使っていますが、「広々、くっきり鮮やか」、実に快適です。これはもう後戻りできません。
24型・解像度1920×1200 の画面にフルスクリーン表示している画像は、このマシンにインストールした 3DCGソフト POV-Ray で新たにレンダリングした『70fクラスのケッチ』の自作の画像(1920×1200)です。
最初に、インストールした 64bit アプリは、3DCGソフトの POV-Ray 3.6.1 x64版です。次が、未だベータ版ながら SMP対応 POV-Ray 3.7 beta 29 x64版。どちらも快調に動きますが、4 Core 8GB をフルに使いこなす SMP対応 POV-Ray 3.7 beta 29 x64版 の速さは、感動ものでした。
以前のマシンとのレンダリングのスピード比較です。
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デュアルコア 3Ghz 、メモリ 3GB 、32bit版 Windows XP
前回(2008年10月5日)
POV-Ray 3.7 beta 29(ベータ版)の "pvengine.exe" での実行時間:1時間 13分 45秒
POV-Ray v3.7 beta 29(ベータ版)の "pvengine_sse2.exe" での実行時間:1時間 5分 47秒
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クアッドコア 3Ghz 、メモリ 8GB 、64bit版 Windows XP
今回(2008年11月4日)
64bit版 POV-Ray 3.6 正規版 の "pvengine64.exe" での実行時間: 37分 44秒
64bit版 POV-Ray 3.7 beta 29 の "pvengine64.exe" での実行時間: 12分 26秒。
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圧倒的な差ですね。
そのレンダリング速度を比較した記事をアップしています。
参照: 2008.11.04 Tuesday 『
64bit版の POV-Ray v3.6 正規版と POV-Ray v3.7 beta 29 スピード比較 | KOKAのつぶやき 』
その後、このマシンを使用する主目的だったCG関係のアプリケーションをあれこれインストールして試しています。ほとんどの Win32 アプリは使えそうですが、中には 32bit DLL の関係で使えないものもあります。しかし、主要なものは今のところ問題なく使えそうです。
まず一番の目的だったソフトは、POV-Ray ですが、これは x64版がありますから動いて当たり前ですね。
32bit アプリですが、x64 で問題なく動いたものは、CG関係で、"Poser7J"、"PoseRay"、ちょっと古いですが "Paint Shop Pro 7"、ブラウザは "Firefox 3"、メーラーが "Thunderbird 2"、テキスト・エディターは"秀丸"、Office関係は "Microsoft Office 2003 Pro" に "OpenOffice.org 3.0" 、ウィルスチェックは "avast! 4.8 Home Edition"、などなどです。
この他に私のお好みの使用環境として、隣のPCとキーボード・マウスを共用できる"どこドア2"に、クリップボード履歴を利用できる”ペースター”と、そのクリップボードを2台のPCで共有できる"Clip Works"、これらも皆使えています。
私の常用する大物ソフトがほぼ動くことが確認できたので、すんなりと、このパワーマシンをメインマシンにすることになりました。ちょっと便利な小物ソフトが x64 では使えないという時には、同じデスク上の隣にある今までの常用マシン(Windows XP Professional)を使えば済むことですから。今までどおり、デスクには2台のPCが鎮座して、行ったり来たりしながら使うことになります。
しかし、この新しいパワーマシンの使い心地は、もう感動ものです。
(旧ホームページ、今日の感動から復刻)