2023年10月26日(木曜日)。6時のスマフォのアラームで起床。窓の外は日の出前で明るくなっています。
今日の琵琶湖の日の出は、6時12分とのことですが、その時刻を過ぎても湖東の山の上に雲があったりで太陽の姿は見えません。
6時13分、太陽は見えない。
6時20分、太陽が雲の上に姿を見せた。
寝具を片付け、身支度をして、桟橋の"BUDDY"へ向かいます。
昨晩は快晴で風も殆どなかったので、デッキに朝露がしっかり降りていました。
スライドハッチの朝露。
デッキの朝露(流れるほど)。
まず、コンパニオンウェイへの数歩分の朝露を、雑巾で拭き取ります。
後はバウのジブのセットに歩くスタボーのデッキと、スターンの船外機へと歩くポートのデッキを大雑把に拭くだけで、昇った太陽の熱と風で、自然に乾くのを待ちます。
寝具などをキャビン内のスペースに収めたら、朝食用意。
まず、カセットコンロでコーヒーとカップヌードル用の湯沸かしです。
7時30分、朝食。
海苔巻きお握り梅干し入り、カップヌードル、コーンビーフ、ピリ辛10色せんべい、野菜ジュース。
お昼には、何時でもどんな状況でも食べられるレーズンバターロールを用意しています。
デッキがいくらか乾いたところで、ブームカバーとジブの袋を取って、セーリングの準備。
8時15分頃にトイレなどを済ませて、出港の準備を整えました。
今日は、白鬚神社を目指し、最終帰港予定時刻は14時の計画です。
8時半少し前に、スタッフが出勤され、堀割港のゲートが開けられました。
8時30分、出港。
8時33分、出港直後・志賀ヨットクラブ。
出港直後・北の比良の山並み。
出港直後・東の沖島方向。
出港直後・南の和邇浜。
8時38分、セール揚げ。南東の風、スタボータックのリーチングで北東方向へ。
8時55分、志賀沖、南東の程よい風、スタボータックのリーチングで北東方向へ。艇速、6.0km/h。
9時34分、左舷に見える青柳浜と比良山地。南南東の風弱く、艇速は2.0km/h以下に。
これから1時間強、南東の風が非常に弱く、艇速が2.5km/h〜1.0km/hで推移しました。コースを北北東に維持し、我慢のセーリングが続きます。
10時26分、白鬚方向、時速2.0km以下。
10時40分、未だに近江舞子沖にも達しません。計画では遅くとも11時半に白鬚神社沖で反転するつもりですが、このままではとても無理です。そこで、船外機を起動して機帆走に切り替えました。風はごく弱い南〜南南東、スタボータックのまま機走で増した速度の見かけの風に合わせてクローズホールド詰め、艇速は7.5km/h〜8.5km/h。
10時51分、やっと近江舞子沖。ベタ凪です。
10時51分、凪の湖面と東・沖島方向。
11時28分、北小松沖を少し北に過ぎた辺りです。機帆走でも11時30分までの白鬚沖到着は無理なので、ここで帆走に切り替え、反転して帰路につくことにしました。
11時30分、タック。南の風、ポートタックのクローズホールドで、コースは南西。
11時42分、北小松沖、弱い南南東の風、ポートタックのクローズリーチで南西方向へ。艇速、3.3km/h。
この後、小刻みに南南東〜南にふれる風に合わせて5分〜10分ほどの間隔で4回タック。
風が弱く、このままでは14時帰港は無理なので、往路同様に船外機を起動して機帆走に切り替えることにしました。
12時28分、機帆走に切り替え。弱い南の風、ポートタックのクローズホールド、南西方向の志賀ヨットクラブを目指します。
12時41分、近江舞子沖、弱い南の風、ポートタックのクローズホールド詰め、機帆走で南西(志賀ヨットクラブ)方向のへ。艇速、8.5km/h。
13時10分、セールを降ろします。
13時18分、機走で志賀ヨットクラブへ。
13時42分、帰港。
直ぐにスタッフの手で上架作業。私とワイフは、ジブを畳んで後はクラブハウスで野菜ジュースを飲んでレーズンバターロールを齧って一休み。
"BUDDY"が、ヤードの定位置に移動されたので、デッキに上がって後始末の作業。
燃料(混合)が、残量2.5リットルを切っているので、満タンにしてもらいました。
ところが、満タンになったタンクを持ち上げたり、押したりして、タンクの内圧が変わる度に、タンクのホース取り付けバルブから燃料が僅かづつ漏れ出します。最初は、給油時にバルブ周りに付いていた燃料が染み出すのかなと思っていましたが、タンクを動かす度に何度でも繰り返します。これは漏れているなと思い、バルブ周りをよく見たら、ホース側のボールで押されるバルブ側のピンが見えません。顔を近づけてよく見たら、バルブのピンが押し込まれたままになっていました。指でもう一度深く押し込んでやったら、バネで押し返されてピンがストンと戻ってきました。これで、全く洩れなくなりました。
機走で帰ってくる間に、デッキ周りの後始末が半分ほど終わっていたので、上架後の作業の大部分はブームとデッキのカバー掛けです。気温は、20度以上になっていますが、湿度は低めで爽やかな風があるので、半袖シャツ1枚で作業は快適です。
15時25分、クラブを後にして、JR和邇駅へ向かいます。
天気が良く、風も心地よいので、湖岸沿いの道を歩きました。
15時34分、マイナス50cmの水位低下でゴロタ石の見える浜。
16時1分和邇駅発の京都行普通電車に乗り、山科で高槻から快速に変わる姫路行普通電車に乗り換え。
大阪駅で下車、阪急電車に乗り換え。
18時5分、帰宅。
秋の爽やかなセーリングが楽しめた良い2日間でした。
今日のクルージンブの軌跡(GPSのデータをGoogle Earth Proで読み込み表示)。
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