2017年4月1日(土曜日)。TF3DM.comから入手した建物の3Dモデリングデータ"Medieval House"を、"PoseRay"と"Metasequoia"で加工し、"PoseRay"で"POV-Ray"形式にデータ変換し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
ダウンロードファイル名は"3wqnl4ab15j4-MedievalHouse.rar"、そのファイルサイズが15.0MB。アンパックして出来た3Dデータのフォーマットは3dsとobj。私のアプリ環境では両方が使えますが、今回は3dsを選択。
"PoseRay"で読み込んだ、最初のプレビュー画面。
読み込み時に1件だけエラーがありました。
Material (Material #1): Map MAPA UV .JPG not found. Use search tool in materials tab.
マッピングに指定されているファイル"MAPA UV .JPG"が見つからないというエラーです。
objフォーマットデータを読み込んでも全く同じエラーです。
この建物全体に一つのテクスチャ画像ファイルがマッピングされていますが、同梱されていたテクスチャ画像ファイルの中に"Mapa UV Textura.jpg"というファイルが有ったので、そのファイル名に変更したら問題は解決しました。
これを見て、建物のドアの外にある籠か桶のような形のものが邪魔なので取り去りたい、ドアに取り付けられている金属製のバーとノッカー部分にはもっと金属風なテクスチャ画像ファイルをマッピングしたいと思いました。
そこで、"Metasequoia"で、籠(or 桶)の様な物体を削除。ドアから金属バーとノッカー部分を切り離しましました。
そして"PoseRay"でその金属バーとノッカー部分に次の画像ファイルをマッピングしました。
その結果。
これを、元のデータにマージ。
これらの修正を終えて、表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"PoseRay"から"POV-Ray"へエクスポートし、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは、1.0unit=1.0mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化して、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"Medieval House"を、"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込む事が出来るようになりました。
JUGEMテーマ:コンピュータ