2017年10月4日(水曜日)。琵琶湖へ出かけました。今日の琵琶湖は強風が吹き荒れる天気予報でしたから、出かける前から出港は見合わせてて久しぶりにキャビンの大掃除をするつもりです。
今朝の彦根の天気予報。
近江八幡市の天気予報。
湖上では、陸上の風速予報値の1.5倍は見込む必要があります。瞬間風速はそのまた1.5〜2倍。
何時もの通り7時半に家を出て、JR尼崎で近江今津行の新快速に乗り換えました。これだと次の乗り換えは堅田となり所要時間も短くゆったりと座って行けます。尼崎で乗り換えた時点では、通勤客が多く座ることは出来ませんが、大阪駅で大半が下車するのでワイフと二人掛けの席が確保できます。
高槻を過ぎると空席ができます。京都でまた少なくなり、山科を出た時には、ガラガラです。
8時53分、山科を出た頃の近江今津行新快速の先頭車両。
今日は高槻と京都の間で車両の故障があったとかでダイヤが少し遅れ気味でしたが、堅田乗り継ぎではその遅れもなくなっていました。
JR和邇駅に着いたのが、9時18分。
志賀ヨットクラブへ向かう前に、駅前のスーパー平和堂のあるショッピングセンターで掃除用のバケツを買うことにしました。
ショッピングセンターが開くのは9時30分。5分ほど待って入場。案内の人にバケツを売っているコーナーがあるかと訪ねたら、3階の百均にあるかもしれないとのこと。早速中央のエスカレータで3階へ。百均のレジで聞いたらバケツの置いてあるコーナーを教えてくれました。ほぼこちらの希望通りの10リットルのポリバケツが買えました。税込みで108円。
駅前から農道沿いに志賀ヨットクラブを目指します。雲が多く、日射しが無く、北からの風が強いので、気温は20度位だと思いますが、体感温度はずっと低めで薄手のウィンドブレーカーを着て丁度良いくらいです。
9時55分、志賀ヨットクラブに到着。風が強く、浜の少し先で白波が見えています。沖は白波が北から南に列をなしています。
30フィート以上の琵琶湖では大型の艇が出港の準備中です。4〜5人(内2名は女性)での乗艇の様です。この艇は10時半頃出港してゆきました。沖でメインセールはリーフしてセーリングを開始したようです。
私たちは、スタッフに今日は出港せずキャビンの大掃除だと伝えました。キャビン内の拭き掃除用に、清水を新しいバケツに汲んで船台上の艇に上がりました。
キャビンの後部(コクピット床と船底の間の空間)は、船底側が荷物入れの空間で、その上にマットを敷いて人が四つん這いの状態でなんとか入り込める空間になっています。大掃除の前に、ここにあった荷物を全て外(コクピット)に運び出しました。封筒型の寝袋2セット、羽毛のマミー型1セット。ダウンジャケット2着。大型スーツケース(衣類整理用)。大型アタッシュケース(備品整理用)。150リットルサイズ大型スタッフバッグ(オイルスキン上下2着、雨具、ジャージ、その他)。1年半前に市内で転居した際に、ヨット保管にしようとダンボールに詰めて送っていた竿以外の釣具一式は開梱せずにそのままになっていましたが、これも今日開梱して整理します。
荷物をほぼ出したところ。
こんな感じで、物がなければ寝袋で3人は寝られる位の空間です。
キャビン内の荷物を全部出して、マットも外して、クラブで借りた延長コードで電気掃除機を使い、しっかりたまった埃やゴミを吸い取りました。
一段落したところで、お湯を沸かしてコーヒーと早めのお昼。
カセットコンロを置くジンバルの周囲のステンレス板、天板のステンレス板をワイフが磨いたのでピカピカです。テーブル下の荷物入れの箱や、ソファーの上のセール類やウエア類がないので、少しは広く見えます。ヘッド(トイレ)の扉を開けているのでトイレが見えていますが、この頭上にハッチがあって、それを開けて風を通しています。ヘッドの向こうのフォクスルは、予備のライフジャケットとセールの格納用に使っています。
しかし、普段はジブセールとジェネカーはキャビン内のソファーの上に置いてすぐに使えるようにしているので、その分キャビンが狭くはなりますが、ワイフと2人での乗艇が常ですから、邪魔にはなりません。テーブルも前開することはなく殆ど何時も写真のように半折のままです。
11時14分、コーヒーで休憩中に撮った荒れた湖面の様子。
強風でハリヤードがマストを叩く「チャンチャンチャン」という金属音が耳につきます。
12時過ぎに、出港した艇も帰ってきて上架作業に入りました。今日はこれで終了のようです。
空にしたキャビンの掃除機掛けと拭き掃除が終わったので、今度は荷物を整理しながらの詰め込み作業です。
段ボール箱1杯の釣り道具小物は大型スーツケースにピタリと収まりました。オイルスキンや各種ウエア類は150リットルサイズのスタッフバッグに詰めました。取り出しやすいように余裕を持って仕分けしました。バラけると何処に行ったか分からなくなるようなセーリング関係の小物は大型のアタッシュケースに全て詰め込みました。
午後になって日差しが出てきました。直射は熱いですが、気温も20度を僅かに超える程度で湿度も低く、日陰で風があると涼しいので殆ど汗もかかず、狭いキャビンでの作業にはとても良い気候でした。
思っていたより作業がすんなり進み、14時半には全て片付きました。
14時50分、クラブを後にしました。
14時59分、線路沿いの道路から比良の山並みを見たところ。
青空が戻り、空気が澄んで、山が青く鮮やかに見えます。
15時30分発の京都行の普通に乗り、堅田で姫路行新快速に乗りまえました。買ったではこれもガラガラで、大阪まで読書と昼寝で過ごしました。大阪で阪急神戸線に乗り換え、塚口で下車、帰宅したのは17時丁度。
今日は、本当に久しぶりにキャビンの荷物を全部出しての念願の大掃除が出来て満足です。
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