2018年2月6日(火曜日)。昨日に引き続いて、過去にWEBで入手したPorscheの3Dモデリングデータの中から、仕掛り途中で放置していたデータを、再度手直ししてレンダリングしました。
それが今日の1台、DMI-3d.netからダウンロードした"Porsche 996"です、
ダウンロードページのキャプチャ画像。
ダウンロードファイル名は"porsche_996.rar"、そのファイルサイズは1.86MB。アンパックして出来る3Dデータのフォーマットは、案内の通りlwoフォーマットです。そのファイル"Porsche 996.lwo"のファイルサイズは、9.17MB。objフォーマットに置き直すとおよそ4倍ほど、40MB弱になろうかという大きなデータです。その分モデリングが詳細なのでしょう。
その"Porsche 996.lwo"を"PoseRay"で読み込みました。
その最初のプレビュー画面。
読み込み時に2件のワーニングがありました。
Material (Compteur): Map Compteur.bmp not found. Use search tool in materials tab.
Material (Compteur): Exteded ASCII characters in Compteur.bmp. Click on Fix Names on output options
1件目は、ダッシュボードの計器類にマッピングされている"Compteur.bmp"というファイルが見つからないというエラーです。
これは同梱されていた画像ファイルの中に"Compteur.jpg"がありましたので、これに入れ替えることで解決。
2件目のワーニング、「ファイル名に拡張アスキーコードが含まれている」というものは、無視しても問題ありません。
形状的には、ポリゴン数が多い分モデリングが詳細で、問題になるような部分はありませんので、このままで"POV-Ray"でのレンダリングに持ち込めそうです。
ですが、ちょっと欲を出して、次の修正・追加を行ってみました。
タイヤはトレッドまで詳細にモデリングされていますが、サイドウォールに次の画像をマッピングしました。
こんな具合です。
ブレーキディスクには、次の画像をマッピングしました。
マッピング後。
シートには次の画像をマッピング。
マッピング後。
そしてライセンスプレートはモデリングされていなかったので、手持ちのライセンスプレートの部品を追加しました。
これらの修正を行い、表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"での最終プレビュー画面。
これを"PoseRay"から"POV-Ray"へエクスポートして、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは、0.5unit=0.5mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化して、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"Porsche 996"を"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込む事が出来るようになりました。
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