2018年2月10日(土曜日)。CadNav.comからダウンロードした自動車の3Dモデリングデータ"Dodge Viper GTS Blue"を"PoseRay"と"Metasequoia"で加工、"PoseRay"でデータ変換し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
ダウンロードファイル名が"cadnav-1P2091J147.rar"、そのファイルサイズは8.45MB。アンパックして出来た3Dデータのフォーマットはobj。
そのobjフォーマットデータを"PoseRay"で読み込みました。
その最初のプレビュー画面。
読み込み時にエラーなどはありません。
ただ、私には敷石の地面が邪魔なので、これを削除したいのですが、"PoseRay"で読み込んだデータはmaterialはパーツに細かく区分されているのですが、ポリゴンgroupは敷石の地面と車体とが一体で一つのgroupに纏められています。
そこで、"PoseRay"の「マテリアルからグループを生成する」機能"Materials -> Groups"を使ってポリゴングループを細かく分割しました。その中に敷石部分のグループのあるので、このポリゴングループを削除しました。
削除後の画像。
これを元に、私なりに少しだけ見た目を修正することにしました。
ボディーの両サイドと後部に、"DODGE"や"ViperGTS"などのテキストが3D化されてモデリングされているのですが、ボディーのペイントと一色になってしまっています。
このテキスト部分だけを"Metasequoia"を使って切り分け、クロームメッキのマテリアルに変更することにしました。
その切り分けた3Dテキスト部分(車体の両サイドと後部)。
タイヤのモデリングはトレッドも無くのっぺらぼうで、マッピングもされていないので、他の車種で使われていた次の画像データをマッピングしました。
車体後部にはライセンスプレートがモデリングされていましたので、これを"Metasequoia"を使って切り出し、ライセンスナンバーの画像をマッピングしました。
そして、この切り出したライセンスプレートをコピーして、前部のライセンスプレートとして追加しました。
これらの修正・加工・追加作業を終えて、表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"での最終プレビュー画面。
これを"PoseRay"から"POV-Ray"へエクスポートして、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは、0.5unit=0.5mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化して、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"Dodge Viper GTS Blue"を"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込む事が出来るようになりました。
"Dodge Viper"という車種については、過去に3件のデータをライブラリ化しています。今回の"Dodge Viper GTS Blue"を加えて4種類の"Dodge Viper"のデータを保有することになりました。
過去の3件。
2017年4月3日、『 Animium.comで新しく公開された自動車の3Dモデリングデータ、"Dodge Viper SRT" | KOKAのつぶやき 』
2016年1月19日、『 TurboSquid.comからダウンロードした自動車の3Dモデリングデータ、"Dodge viper srt 10" | KOKAのつぶやき 』
2014年10月5日、『 Animium.comで公開された3Dモデリングデータ、"Dodge Viper GTS" | KOKAのつぶやき 』
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