2018年2月11日(日曜日、建国記念の日)。昨日CadNav.comからダウンロードした飛行機の3Dモデリングデータ"Early Aviation Aircraft"を、"Metasequoia"と"PoseRay"でデータ変換し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
このデータの案内にあるように、ファイル形式はfbxです。 fbx は、オートデスク製品間に相互運用性をもたらすファイル形式ですが、私が"POV-Ray"形式へのコンバーターとして使う"PoseRay"はこの形式に対応していません。しかし、もう一つのツール"Metasequoia"はこのfbxの読み書きが可能です。
今までは"PoseRay"が対応している複数のデータ形式の中から、主に3ds、lwo、objを選択してきたのですが、今回は"Metasequoia"を前段のコンバーターとして使い、fbxを読みそれをobjで書き出し、書き出されたobjを"PoseRay"で読み込み"POV-Ray"へエクスポートする、という2段構えでのデータ変換を試みました。
ダウンロードしたファイル名は"cadnav-1P209213415.rar"、そのファイルサイズは3.28MB。アンパックして出来た3Dデータは案内の通りfbxです。
そのfbxフォーマットデータを"Metasequoia"で読み込みました。
その画面。
これを、そのままobjフォーマットで書き出しました。
そのobjフォーマットデータを、今度は"PoseRay"で読み込みました。
そのプレビュー画面。
読み込み時のエラーなどはありません。見た目にも全く問題がないので、このまま"POV-Ray"でレンダリングが出来そうです。
表示位置と表示サイズを調整した"PoseRay"での最終プレビュー画面。
これを"POV-Ray"へエクスポートして、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。この飛行機の全長を6.5mとしてスケール合わせを行いました。
そのスケール合わせ後の画像。
ここでのグリッドは、0.5unit=0.5mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化して、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これでこの"Early Aviation Aircraft"を"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込む事ができるようになりました。
JUGEMテーマ:コンピュータ