2018年3月7日(水曜日)。CadNav.comからダウンロードした樹木の3Dモデリングデータ"Evergreen Fir Tree"を"PoseRay"でデータ変換し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
ダウンロードファイル名は"cadnav-1P305235214.rar"、そのファイルサイズは1.30MB。アンパックして出来た3Dデータのフォーマットはobj。
そのobjフォーマットデータを"PoseRay"で読み込みました。
その最初のプレビュー画面。
読み込み時にエラーなどはありません。が、このままではどう見ても「常緑のモミの木」に思えません。
次にようなマッピング用の画像ファイルが同梱されているのに、その指定がされていません。
この画像ファイルはpng形式で、アルファチャンネルにマスク情報を含んでいます。このpng形式の画像のマスク情報は"POV-Ray"では有効で、マッピングされたオブジェクトではこのブログで見えているように枝葉だけが見えて背景は透けて見えなくなります。
この画像ファイルをPigmentマッピングに指定しました。
そのプレビュー画面。
"PoseRay"のプレビュー画面では、このpng画像に含まれているマスク情報が生かされないようです。ですが、"POV-Ray"にエクスポートされた場合は有効になっています。
これをエクスポートして"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
エクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは、1unit=1mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化して、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"Evergreen Fir Tree"を"POV-Ray"の部品として、何時でもシーンに組み込む事が出来るようになりました。
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