2018年3月18日(日曜日)。Free3D.comからダウンロードした自動車の3Dモデリングデータ"Lamborghini Aventador Sport"を、"PoseRay"でデータ変換し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
ダウンロードファイル名が"8hd2hnno0ayo-aventador_sport.zip"、そのファイルサイズは10.9MB。アンパックして出来た3Dデータのフォーマットはobjのみ(ページの案内にはobjとdaeとあるのですが)。
このobjフォーマットデータを"PoseRay"で読み込みました。
その最初のプレビュー画面。
読み込み時に2件のワーニングがありました。
Material (tire): Map tire tread.jpg not found. Use search tool in materials tab.
Material (tire): Map tire tread2.jpg not found. Use search tool in materials tab.
タイヤのトレッド部分にマッピング指定されている画像ファイルが見つからないというエラーです。"tread.jpg"がPigmentマップ用で"tread2.jpg"がBumpマップ用です。
しかし、同梱されていた画像ファイルにはそれらしいものが見当たりません。そこで、他のLamborghiniに使われていた次の画像ファイルを用いることにしました。
各materialのPigmen、Finish等の値が極端なので修正を行い、見た目を整えました。
しかし、フロントのエンブレムだけは、モデリングに不備があるようで、"PoseRay"での修正は無理なようです。
ダウンロードしたデータのエンブレムは、この様になっています。
所々に穴が空いているので、マッピングしても不具合が目立ちます。
そこで、他のLamborghiniからエンブレム部分だけを切り出して使うことにしました。
何時ものことながら、ライセンスプレートはモデリングされていませんので、手持ちの部品オブジェクトから次のものを使うことにしました。
これらの修正追加を終えて、表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"POV-Ray"へエクスポートし、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
エクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは、0.5unit=0.5mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化して、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"Lamborghini Aventador Sport"を"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込む事が出来るようになりました。
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