2018年5月27日(日曜日)。TurboSquid.comからダウンロードした中世風建物の3Dモデリングデータ"Medieval simple house by Marco Santoriello"を"Metasequoia"と"PoseRay"でデータ変換し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
このデータの3Dフォーマットは、fbxとblendの2種で提供されています。その他に15件のマッピング用のテクスチャ画像ファイルが個別に提供されていますが、この中には25MB近いサイズのものもあって、3Dデータよりはるかにダウンロードの手間がかかります。zip、rarなどで圧縮同梱されていればもう少し手間いらずでダウンロードできるのですが。
今回は3Dフォーマットはfbxを選択しました。
"Metasequoia"でfbxフォーマットデータを読み込んだところ。
このままobjフォーマットでエクスポートします。
そのobjフォーマットデータを"PoseRay"で読み込みました。
矩形の地面に当たるオブジェクトは邪魔(私にとって)なので削除します。
各マテリアルにはマッピングファイルの指定がありません。material名とファイル名がほぼ同じネーミングになっていましたので、それを頼りにマッピングを施しました。
表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"POV-Ray"へエクスポートし、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは、1.0unit=1.0mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化して、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"Medieval simple house by Marco Santoriello"を"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込むことが出来るようになりました。