2018年6月1日(金曜日)。TurboSquid.comからダウンロードした樹木の3Dモデリングデータ"XfrogPlants Bishop Pine"を、"PoseRay"でデータ変換し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
TurboSquid.comにアップロードされたデータですが、元は幅広い植物のデータで有名なサイトxfrog.comのフリーのデータです。
TurboSquid.comでは、多様なフォーマットから選択してダウンロードできます。
今回のデータの場合は次のような選択が可能でした。
リストの6番目にあるLWOフォーマットを選択してダウンロードしました。
ダウンロードファイル名が"CL13_Pinus_muricata_Bishop_Pine_LWO.zip"、そのファイルサイズは15.7MB。
アンパックすると、三種類のビショップ松のlwoフォーマットデータと、それに使うマッピング用のテクスチャ画像ファイルが生成されました。
三種類のデータは、全高20mのもの、11mのもの、4mのものと生長の度合いに合わせた三種類でした。
マッピング用のテクスチャ画像ファイルはtifフォーマットでした。"POV-Ray"はtifに対応していないので、これをjpgに変換しました。しかし、その中の松の葉にマッピングするtif画像ファイルは、アルファチャンネルに透過情報を含んだデータでした。jpgには透過情報を含めることが出来ないので、元のtif画像を"GIMP"を使って2値化(白と黒の2値)してマスクファイルを作り対応しました。
これらの処理を行って、3種類のデータそれぞれについて、"PoseRay"で"POV-Ray"データを作成し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
樹高が20mのビショップ松。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
スケール合わせした画像。
ここでのグリッドは1.0unit=1.0mです。
樹高が11mのビショップ松。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
スケール合わせした画像。
ここでのグリッドは1.0unit=1.0m。
樹高が4mのビショップ松。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
スケール合わせした画像。
ここでのグリッドは1.0unit=1.0m。
三種類のビショップ松のスケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをそれぞれincludeファイル化し、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この三種類のビショップ松のデータを"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込むことが出来るようになりました。
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