2018年6月4日(月曜日)。今日の夕方、Animium.comからメールで、新たに自動車の3Dモデリングデータ"Ferrari Enzo"をフリーで公開したとの案内がありました。
早速アクセスしてダウンロードしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
ダウンロードファイル名が"Ferrari_Enzo.rar"、そのファイルサイズは19.7MB。
アンパックして出来たのは次のような複数のrarパックファイルでした。
"PoseRay"との相性が良いlwoフォーマットを選択して、"enzo_lwo.rar"とマッピング用のテクスチャ画像ファイルの"f_enzo_tex.rar"をアンパックしました。
"enzo.lwo"を"PoseRay"で読み込みました。
その最初のプレビュー画面。
読み込み時のエラーなどはありません。一見したところ形状的にもマテリアルの指定などにも問題はなさそうです。
ただ、各materialを詳細にチェックするとFinishのambient値が設定されているのでそれをzeroに、またbumpマップが望ましいのに指定されていないところにはPigmentマップに使われているのと同じファイルを指定するなどの細かな修正を多数行いました。
それらの修正を終えて、表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"PoseRay"から"POV-Ray"へエクスポートし、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは、0.5unit=0.5mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化して、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"Ferrari Enzo"を"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込むことが出来るようになりました。
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