2018年10月2日(火曜日)。TurboSquid.comからダウンロードしたランタンの3Dモデリングデータ"3D Medieval Lantern"を、"PoseRay"で"POV-Ray"形式にコンバートし、"POV-Ray"でレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
TurboSquid.comでは、複数のデータ形式がある場合には、そこから3Dデータの形式を選択してダウンロードできます。今回はobj形式のデータを選択し、別にパックされているテクスチャ画像ファイルもダウンロードしました。
そのobjフォーマットデータを"PoseRay"で読み込みました。
最初のプレビュー画面。
読み込み時にエラーなどはありません。materialが一様にグレイの表示で、マッピングファイルの指定はありません。しかし、materialは、Metal、Glass、Wood、Ropeと4つに分かれていてUVマッピング情報は付加されています。そこで、一つしか無いテクスチャ画像ファイルを4つのmaterialに適用してみたところ、それなりのテクスチャになりました。
しかし良く見ると、ロープの部分が角張っていて、おかしな具合です。
そこで、このロープの部分だけ切り出して、subdivideを掛けて丸みを付けました。
その結果。
次に、ランプ部分が木製なので、ここを金属に変更しました。
元の木製のランプ部分。
これに使用した錆びたメタル風のマッピング様テクスチャ画像ファイル。
そのマッピングを変更したランプ部分の画像。
ランプの中は空洞で、灯りを入れる油皿や蝋燭などはモデリングされていません。
そこで、手持ちのモデリングデータの中から、手頃な蝋燭のデータを選択しました。
この3Dモデリングデータを"PoseRay"でマージ読み込みし、サイズと位置を調整してランプの中に収めました。
これらの加工・追加の処理を終え、表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"POV-Ray"へエクスポートし、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
エクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは、0.5unit=0.5mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化して、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"3D Medieval Lantern"を"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込むことが出来るようになりました。
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