2018年10月17日(水曜日)。前回の琵琶湖でのセーリングは4日前(10月13日)だったのですが、ワイフのスケジュールも調整できてタイミング良く出かけることになりました。
13日はほとんど終日ベタ凪だったのですが、今日の天気予報を見ると、少しは風が良くなりそうな気配です。
近江八幡市の天気予報。
天気図。
いつもの通りJRで琵琶湖へ向かいます。
7時半に家を出て、JR塚口から乗車、尼崎で近江今津行の新快速に乗り換え、堅田で普通に乗り換えて、和邇駅に着いたのが9時18分。
農道を歩いて志賀ヨットクラブへ向かいます。天気は、思ったより良くて、雲は薄く、青空がかなり広がっています。
9時25分、喜撰川の土手に咲くコスモス。
9時35分、農道脇に咲くスイフヨウ(今朝咲いた花で白)。
昨日咲いた花で、ピンクに変色。
9時40分、志賀ヨットクラブに到着。
今日の乗艇は、私達夫婦だけのようで、スタッフの数も少なく静かなものです。
早速、艇の準備。燃料が少なくなっていたので、満タンにしてもらいました。
下架作業の間に撮った志賀ヨットクラブの様子。
浜へのゲイト。
水路から沖を見たところ。
浜の北側の眺め。
掘割内。右端のホイストで降ろされているのが愛艇BUDDY。
クラブハウス。
今日も相変わらず沖島往復のプランです。最終帰港予定時刻は16時30分。
10時32分、出港。
掘割・水路から出て浜の浮き桟橋横を沖へ向かうところ。
風もそこそこあって、青空が広がり天気も今朝早く確認した天気予報より良さそうです。
エリを躱して、少し機走してからセールを揚げる作業にかかりました。
風は丁度沖島方向(東北東)からです。そのままの向きでセールを揚げました。今日のジブは操作の楽なセルフタッキングジブ(90%)です。
今日の天気図・天気予報での風向きは北西〜北です。志賀ヨットクラブの辺りでは、比良の山並みの影響があり、これが東北東になっています。しかし、比良の山並みから離れた風域(志賀沖観測塔より東、比良の山並みより北)では、多分北西〜北の風になると予想しました。
いずれにしろ沖島を目指すので、最初のレグは北に採ることにしました。
10時38分、東北東の風、スタボータックのクローズホールドでセーリング開始。
青柳浜方向を目指して最初はコースを北向きにとりました。
10時54分、東の風、スタボータックのクローズホールドで白鬚沖へ向かっています。
10時57分、右サイドステイに女郎蜘蛛の網。
前回(13日)から、この場所に居るのに気がついていましたが、今日も元気にしていました。レイジージャックの縦のラインと右舷サイドステーの間に網を張っています。
私の予想に反して徐々に風が東〜南東へと回って行き、コースが北北東から北東へと変わってゆきました。
11時13分、左舷に青柳浜、コースは北北東。
11時30分、左舷斜め前方に近江舞子浜、進路は北東。
近江舞子の沖が近くなってきた11時20分頃から湯を沸かして昼食の準備。11時30分から昼食。海苔巻きおにぎり+カップヌードル(シーフード)+ボイルしたウィンナソーセージ。
11時40分、タック、風は東、ポートタックのクローズホールドで、コースは南東。
11時42分、上空に掛かった小さな黒雲からパラパラと雨粒が落ちてきました。
急いて雨具を着用。
北の空には青空も見えていて、黒雲は南に動いています。
このころから風が弱まり風向が定まらなくなり、北東〜東〜南東の範囲で、振れ回るようになりました。北寄りの風と、東寄りの風とがぶつかり合っているような感じです。
11時50分、コースがほとんど南になっているのでタック。風は非常に弱い東南東でスタボータックのクローズホールド。間もなく風が東北に変わり強くなり、セールトリムは変えずこの風に合わせてコースは北。
11時53分、風が急に強さをまして北になったのでタック。ポートタックのビームリーチで沖島北端沖を目指します。
11時57分、北の風、ポートタックのビームリーチ。
艇が安定して走り始めました。これが天気予報、天気図から見る通りの風です。
12時3分、北の風が徐々に良くなり、ポートタックのビームリーチで快走。
12時40分、風が強まり北から白波がやってくるのが見えます。
12時43分、沖島北西端沖、北北西の風がさらに強まりブローがあるとビームリーチで強ヒールするようになったので、クローズホールドに変え小幅の舵で何時でも風を逃がすことができるトリムに変えました。
12時48分、北北西の風が強さを増すように見えるので1ポイントリーフ。
12時51分、1ポイントリーフ、クローズリーチで波に揉まれながら走る。
12時58分、タックして帰りのレグに入りました。北北西の風、1ポイントリーフのブロードリーチで快走。
13時13分、北の風、1ポイントリーフのブロードリーチで快走。
13時44分、左舷に志賀沖観測塔。
13時48分、沖島北西端沖で帰りのレグに入ってからずーっと真っ直ぐに志賀ヨットクラブを目指しています。
14時、一気に風が落ちてきました。
14時3分、志賀ヨットクラブまでまだ2km以上ありますが、ここで帆走終了、艇を風に立てセールを降ろしました。
14時11分、機走で志賀ヨットクラブへ向かうところ。
14時14分、再び青空が広がりだした比良の山並みと上空の雲。
14時19分、入港直前。
14時25分、入港着桟。最終帰港予定時刻より2時間早く帰ってきました。
クラブハウスで、ブランデーケーキとお茶の休憩。東西のガラス戸を開け放ったクラブハウスは、風が通って涼しく快適です。
今日は時折雲が掛かって日差しが無くなると見かけの風も強めなので体感温度は15度以下になりました。それでも、雲の切れ間の日差しはまだ熱く、寒暖の変化の多い一日でした。ただ、風が続いていたので涼しく快適に過ごせました。汗も殆どかかなかったので、シャワーはパス。
艇上の片付を終えて、コクピットカバー、ブームカバーを掛けて、15時40分に作業終了。右舷サイドステイの女郎蜘蛛は、デッキの私達の作業には関係なく、何の問題もなかったように網の上を動いていました。
着替えて、15時50分にクラブを後にしました。
和邇駅16時29分発、京都行の普通電車に乗り、堅田で姫路行の新快速に乗り換えました。これだと、堅田から大阪までの所要時間は最短。
大阪で下車し、阪急で塚口まで。
18時丁度に帰宅しました。
今日は、午後の北寄りの風が良くて、1ポイントリーフで快走するセーリングを楽しめました。
今日のセーリングの軌跡です。ハンディGPSのデータをGoogle Earth Proで表示しました。
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