2018年12月1日(土曜日)。Free3D.comからダウンロードした自動車の3Dモデリングデータ"MBenz G Class"を、"PoseRay"でデータ変換し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
ダウンロードファイル名が"82-g-class.rar"、そのファイルサイズは18.3MBでした。アンパックして出来た3Dデータのフォーマットは案内のとおりにc4dとobjの2種類です。その他のマッピング用の画像ファイルなどは一切同梱されていませんでした。
私のアプリ環境で使えるのはobjフォーマットファイルの方です。そのobjフォーマットデータのファイルサイズは、なんと62.5MBもありました。
そのデータを"PoseRay"で読み込みました。
最初のプレビュー画面。
読み込み時のエラーなどはありません。ただ、materialは細かくパーツごとに区分されていましたが、その指定はなされていませんでしたので、各materialに手作業で任意に値を入れてゆく作業が膨大でした。
また、標準の"Mercedes Benz G class"から、足回りが幅広・大径のホイールに変更されています。そこで、そのワイルドな変更に合わせて、フロントガード、ウィンチ、リアガード、ステップ、フォグランプ等のパーツを追加することにしました。
これらのパーツは、他の車種で使われていたものを切り出し、部品として保存していたものを使いまわします。
そのパーツ。
フロントガード。
ウィンチ。
リアガード。
ステップ。
フォグランプ。
この他に、モデリングされていなかったワイパーとライセンスプレートも手持ちの部品データから物色しました。
ワイパー。
ライセンスプレート。
これらの修正・追加の作業を終え、表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"POV-Ray"へエクスポートし、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは0.5unit=0.5mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化して、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"MBenz G Class"を"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込むことが出来るようになりました。
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