2018年12月3日(月曜日)。Animium.comからダウンロードした自動車の3Dモデリングデータ"Porsche Cayman S 2006"を"PoseRay"でデータ変換し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
ダウンロードファイル名は"PORSCHE-CAYMAN-S.rar"、そのファイルサイズは18.5MB。アンパックして出来た3Dデータのフォーマットは、案内の通りmaxとobjの2種類。私のアプリ環境で使えるのはobjフォーマットの方です。
そのobjフォーマットデータを"PoseRay"で読み込みました。
その最初のプレビュー画面。
読み込み時のエラーはありません。見たところ形状的な問題はありません。モデリングはとても詳細でなおかつmaterialとgroupも細かく区分されているのですが、materialの指定自体は非常に大雑把です。
たとえば、内装はすべてグレー一色だとか、ホイールキャップやボンネット上のロゴマークなどもボディーのペイントと同じになっていたりします。
マッピング用のテクスチャ画像として同梱されマッピング指定されていたのはタイヤ部分だけです。
そこで、materialの不足を補うために、他のPorscheのデータで使われていたマッピング用のテクスチャ画像ファイルを使い回すことにしました。
ロゴ。
メーター類。
シートにマッピングする皮革状画像。
ライセンスプレートはモデリングされていませんでしたので、手持ちの部品データを使い回すことにしました。
これらの修正・追加の作業を終え、表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"POV-Ray"へエクスポートし、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは、0.5unit=0.5mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化し、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"Porsche Cayman S 2006"を"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込むことが出来るようになりました。
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