2018年12月4日(火曜日)。Animium.comからダウンロードした自動車の3Dモデリングデータ"Ferrari 250 GT Berlinetta"を"PoseRay"でデータ変換し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
ダウンロードファイル名は"Ferrari-250-GT-Berlinetta.rar"、そのファイルサイズは2.92MB。早速アンパックしようとしましたが、このrarパックファイルはパスワード付きで、解凍するにはパスワードの入力が必要でした。
昨夜ダウンロードした時にはパスワードが公開されていませんでした。Animium.comでは、パスワード付きのファイルについてはユニークユーザーの25ダウンロード後にパスワードを公開するという決まりがあるようです。
時間をおいて再度ダウンロードページにアクセスしたところ、次のようにパスワードが公開されていました。
これでダウンロードファイルをアンパックすることが出来ました。
アンパックして出来た3Dデータのフォーマットは、案内の通りmaxとobjの2種類。私のアプリ環境で使えるのはobjの方です。
そのobjフォーマットデータを"PoseRay"で読み込みました。
その最初のプレビュー画面。
読み込み時のエラーなどはありません。見たところ形状的な問題も無いようです。
各materialのambient値を"POV-Ray"で馴染む値0に修正しました。
後部のライセンスプレートはモデリングされていて、マッピング用のライセンスのテクスチャ画像も同梱されていました。ところがmaterialがインテリアと一体になっていてそのままではライセンスをマッピングすることが出来ません。幸い、groupではライセンスプレート部分が独立していましたので、それを利用してmaterialのライセンスプレート部を切り出し独自のmaterialを作成し、それにマッピングを施しました。
次のようになりました。
これをコピーして、前部のライセンスプレートを追加しました。
これらの修正・追加の作業を終え、表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"POV-Ray"へエクスポートし、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは、0.5unit=0.5mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化して、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"Ferrari 250 GT Berlinetta"を"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込むことが出来るようになりました。
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