2018年12月12日(水曜日)。TurboSquid.comからダウンロードした船の3Dモデリングデータ"Passenger Boat"を、"PoseRay"をデータ変換し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
このデータのフォーマットは、maxとobjの2種類があって、選択してダウンロードできます。私のアプリ環境ではmaxは使えないので、objフォーマットデータを選択してダウンロードしました。
ダウンロードファイル名は"Boat_OBJ.rar"、そのファイルサイズは1.84MB。アンパックして出来たファイルはobjフォーマットデータが1個だけでmtlデータも付属していませんでした。
そのobjフォーマットデータを"PoseRay"で読み込みました。
その最初のプレビュー画面。
読み込み時のエラーなどはありません。しかし、mtlデータが付属していませんので、materialの指定はデフォルト状態です。
materiaは全体で1つです。一方、groupは97のパーツに分けられていました。そのgroupの名前は分かりやすい名称で区分されていましたので、これらのgroup名称をそのまま利用して、"PoseRay"の機能「Groups->Materials」を使ってmaterialを作成しました。このmaterialに、自分好みの色合いやマッピングを施しました。
マッピングするテクスチャファイルは、他の船の3Dモデリングデータで使ったものを再利用しました。船名用のマッピングファイルは今回用に自作しました。
それらの作業を終え、表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"POV-Ray"へエクスポートし、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは1.0unit=1.0mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化し、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"Passenger Boat"を"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込むことが出来るようになりました。
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