2019年2月7日(木曜日)。CadNav.comからダウンロードした自動車の3Dモデリングデータ"BMW Mini Cooper"を"PoseRay"で加工・データ変換して、"POV-Ray"でレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
ダウンロードファイル名は"1-140125115058.rar"、そのファイルサイズは17.3MB。アンパックして出来た3Dモデリングデータのフォーマットは、3ds、max、c4d、lwo、objの5種類。私のアプリ環境で使えるのは3ds、lwo、objの3種類です。とりあえずその3つのフォーマットデータを"PoseRay"で試し読みしてみました。一番無難だったのが3dsだったので、今回は3dsフォーマットデータを使って作業を開始しました。
読み込んだ最初のプレビュー画面。
読み込み時のエラーなどはありませんでした。見た目にも大きな問題は無さそうです。
ただ、拡大して細かく点検すると、小さな部分ですが、何点か修正・加工したい部分が見つかりました。
まずロゴの問題。
前後に翼の付いたminiのロゴがあるのですが、これが次の様に見えます。
翼の用に見える部分が一部壊れたように見えます。これは、マッピングは用いずに全てポリゴンモデリングで作成されていますが、その一部の面が壊れているようです。
"PoseRay"ではポリゴンの加工修正は出来ないので、これの修理は諦めます。その代わりに、以前に扱った他のMiniのモデリングデータから、Mini Logoの部分を切り出して使うことにしました。
次のデータです。
これはポリゴンでモデリングされたパーツに、次の画像がマッピングされています。
この画像を、ホイールのハブの中心にもマッピングすることにしました。
ワイパーがモデリングされていないので、これも他のMiniのモデリングデータを使い回すことにしました。
そのデータ。
更にライセンスプレートもモデリングされていないので、手持ちの部品データを使うことにしました。
次のデータ。
これらを、追加して表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"POV-Ray"へエクスポートし、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitがimになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは、0.5unit=0.5mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化して、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"BMW Mini Cooper"を"POV-Ray"の部品として、いつでもシーンにシーンに組み込むことが出来るようになりました。
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