2019年3月17日(日曜日)。Archive3D.netからダウンロードした自動車の3Dモデリングデータ、"Car 2012 Bowler Nemesis EXR S Forza Horizon N250219"を、"PoseRay"でデータ変換し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
ダウンロードファイル名は"904e289b0d1018833129ae9787b834c8.zip"、そのファイルサイズは4.95MB。アンパックして出来た3Dデータのフォーマットは、ページの案内にあったgsm、3ds、maxの3種類の他にobjも含まれていました。
この4種類の3dフォーマットの内、私のアプリ環境で使えるのは3dsとobjの2種類です。
3dsとobjの2つのデータを"PoseRay"で試し読みし、比較してみました。どちらも読み込み時のエラーなどはありませんでしたが、materialの修正などの手作業が少ないと思われる3dsの方を選択することにしました。
最初のプレビュー画面。
"POV-Ray"形式にコンバートした場合に都合の良いように、materialの手直しをしました。
しかし、ホイールの形状だけは気に入りません。
このモデリングデータの車輪は、こんな具合です。
タイヤは、インサイドのウォールが省略されていてトレッドはモデリングではなくてマッピングです。リムとホイールキャップ部分も3Dのモデリングではなくて1枚のマッピングでそれらしく見せているだけです。
他の部分のモデリングはそれなりに詳細なので、この車輪部分だけ粗が目立ちます。
そこで、手持ちの部品データの中にあった、次のホイールのデータに入れ替えることにしました。
そのホイール。
このホイールは、Free3D.comからダウンロードしてきたデータです。
この他に、オリジナルのデータではモデリングされていなかったライセンスプレートを追加しました。これも手持ちの部品データから使いまわします。
これらの修正・追加の作業を終え、表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"POV-Ray"へエクスポートし、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは、0.5unit=0.5mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化して、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"Car 2012 Bowler Nemesis EXR S Forza Horizon N250219"を、"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込むことが出来るようになりました。
JUGEMテーマ:コンピュータ