2019年4月20日(土曜日)。Archive3D.netからダウンロードした自動車の3Dモデリングデータ、"Car 1965 Austin Mini Cooper S Forza Horizon N250219"を、"PoseRay"でデータ変換し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
ダウンロードファイル名は"6f0abf69bb7622f60fd1c18c513e16ff.zip"、そのファイルサイズは4.86MB。アンパックして出来た3Dデータのフォーマットは、案内にあるgsm、3ds、maxの3種類にobjを加えた4種。
私が使うデータ変換用のソフト"PoseRay"で読めるのは、この内3dsとobjの2種類です。
まず、objフォーマットのデータを試してみました。
ところが読み込んでもプレビュー画面に何も表示されません。正常にエラーも無くデータを読み終わっているのですが、各materialのTransparencyが最高値の100に設定されていて完全に透明になって見えていないだけでした。materialが細かく分割されていて、修正作業が厄介です。
そこで、3dsフォーマットのデータを試してみました。こちらはうまく表示されました。
その最初のプレビュー画面。
読み込み時のエラーなどはありません。一見したところ形状的な問題も見当たりません。
修正の不要な、この3dsフォーマットデータを使うことにします。
後は、自分好みにmaterialの値を少々変更しました。
何時ものことながら、ライセンスプレートはモデリングされていませんでしたので、次のような手持ちの部品を使い廻しました。
これらの加工を終えて、表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"POV-Ray"へエクスポートし、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは、0.5unit=0.5mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化し、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"Car 1965 Austin Mini Cooper S Forza Horizon N250219"を、"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込むことが出来るようになりました。
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