2019年4月22日(月曜日)。Archive3D.netからダウンロードした自動車の3Dモデリングデータ、"Car martin rapide 2011 N140613"を、"PoseRay"でデータ変換し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
Aston Martinには珍しく、前後4枚ドア+ハッチバックドアのセダン。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
ダウンロードファイル名は"a11a79a4b971f8ec04b66175977ecf1c.zip"、そのファイルサイズは35.0MB。アンパックして出来た3Dデータのフォーマットは案内の通りgsmと3dsの2種類。私が使うデータ変換用のソフト"PoseRay"ではこの内の3dsフォーマットが使えます。
その3dsフォーマットデータを"PoseRay"で読み込みました。
その最初のプレビュー画面。
読み込み時に次のエラーがありました。
Material (door): Map DOOR.JPG not found. Use search tool in materials tab.
Material (dash): Map DASH.JPG not found. Use search tool in materials tab.
Material (wheel): Map WHEEL.JPG not found. Use search tool in materials tab.
3つ全て、マッピングに指定された画像ファイルが見つからないというエラーです。これは、画像ファイルの在るフォルダへのパスが通っていないのが原因でした。
形状的には、問題はありません。モデリングは精細で、内外装ともに隅々まで細かくモデリングされています。そのためにポリゴン数が多く、3dsフォーマットファイルのファイルサイズが20.4MBもありました。objフォーマットデータに置き直すと100MBを超えます。
ほとんど手を入れるところはありませんが、materialのいくつかを私好みの値に変更しました。
ライセンスプレートは、後部のものがモデリングされていましたので、それにライセンス画像データをマッピングし、コピーして前部にも取り付けました。
これらの修正・追加の作業を終え、表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"POV-Ray"へエクスポートし、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは、0.5unit=0.5mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化して、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"Car martin rapide 2011 N140613"を、"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込むことが出来るようになりました。
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