2019年5月22日(水曜日)。今日は、どんなに天気が良くて乗艇に向いた日であろうと、艇のデッキ・ハル(できればキャビン内も)の大掃除をすると決めて琵琶湖へ向かいました。
朝の大津市の天気予報。
先週の土曜日から月曜日まで北西の強風が吹き続け琵琶湖は結構荒れていました。火曜日もその強風が残っていましたが、今日は実に穏やかな暑い日になりそうです。
天気図。
朝6時15分頃、志賀ヨットクラブのライブカメラで見た琵琶湖の様子。
いつもの通り、7時半に自宅を出て、JRで湖西線和邇駅まで。
9時50分、志賀ヨットクラブに着きました。
昨日、メールで今日は艇の大掃除ですと伝えておきました。
ありがたいことに、スタッフの気配りで、船台に載せた艇は水洗いに便利な位置に引き出してありました。
9時54分、掃除前の艇の姿。水線から下の薄茶色の汚れが目立ちます。
作業するのは私とワイフの二人ですから、出来るところまでやろうと、一応作業の手順を決めて取り掛かりました。
まず、二人共元気な午前中に、デッキを洗い上げます。継ぎ目や凹んだところや影になったところ、金属パーツとの取付基部などには土埃が溜まったり水垢が付いたりしていますので、その様な部分をホースの水圧で流します。取れない場合は洗車ブラシや細かな部分は歯磨き用のブラシで擦り洗いします。
順序は、まずバウデッキから。バウデッキが済んだら、コクピットオーニングとブームカバーに付いた鳥の糞とかスギ花粉や土埃で薄っすらと茶色く汚れた部分などをホースの水とブラシでこすり洗いします。部分洗いの済んだオーニングは、バウデッキでに広げて干します。
ここまで済んだところで、1時間が経ちました。先が長いので、一先ず休憩です。
10時58分、キャビンでお茶をする前の琵琶湖の様子。気持ち良い爽やかな風です。
甘いものを食べて10分休憩。
その後は、マストより後ろのデッキとコクピットからスターンまでの水洗いブラシがけ。マストステップやアイを通るロープが這っているドッグハウス周りは普段掃除の手が届きにくいのでしっかり洗いました。
デッキ掃除が終わったのが丁度12時。
この時点で、前かがみで利き手(右手)に力を入れる作業が続いたので、腰と腕が痛くなってきています。しっかり仕事をしているからか、お腹も減ってきました。
キャビンで昼食。
持参したお弁当と、お湯を沸かして作ったスープ代わりのカップヌードル(カレー)。乗艇時と違って、二人のどちらかがティラーを握って操船する必要がないので、同じ様なお昼がゆっくりのんびりと食べられます。
12時30分から再び作業開始。午後、抜けるような青空になりました。湿気がなくて爽やかな風が吹いています。
午後は、ワイフと私が別のパートで別の作業を行うことにしました。
ワイフは、キャビン内を小型掃除機で綺麗にします。私は、ハルの掃除です。ワイフは手が空いたらハルの掃除も手伝います。
まず、ホースで水を吹き付けながら汚れとゴミを落とします。一通り流したら、ブラシと擦り磨き用の不織布で擦って水垢を落とします。ハルの水線の少し上から、ハルの底へ向けて、一通り汚れを落とすのに1時間半かかりました。
14時から、10分休憩。足元はソックスまで水が染みています。
その後、擦るのでは取れにくい水垢を、FRPハルの水垢汚れの除去用の溶剤をハンドスプレーに入れて噴霧しました。直接肌に触れないように、吸い込まないように、目に入らないように等の注意書きが在るので、上下の合羽を着て、手はゴム手袋、オーバーサングラスにマスクの出で立ちで、体が風上になるように位置取りしながらスプレーを吹き付けます。吹き付けるのは、水線以下の水垢の付いている部分。
この水垢取り溶剤の噴霧で、見る見る汚れが浮き上がってきました。噴霧が終わったところで、ホースで水洗いしました。
15時45分、掃除終了。
デッキの後片付けをして、コクピットカバーを掛け直しました。
クラブハウスで、シャワーを浴びてさっぱりしました。
16時36分、綺麗になった艇。
ハルの汚れの取れ具合を写真を水線部分を拡大して確認。
掃除前。午前中で日差しが後ろからなのでちょっと見にくいですが、水線から下が水垢で薄黄色(茶色)に汚れています。
掃除後。
まあまあ、綺麗になったようです。
16時36分、バウから見た全景。
16時40分、クラブハウスを後にしました。
農道伝いに和邇駅へ向かいます。
16時49分、北には比良の山並みと水田。
反対の南側には実って黄金色になり刈入れを待つ麦。
17時1分発の京都行にギリギリ間に合いました。齢を顧みず階段を駆け上がって息切れ。
19時前に帰宅。
夕食を終えた頃から、右腕、背中、首の後などがバリバリに固くなり痛くなってきています。明日が思いやられます。
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