2020年5月23日(土曜日)。CadNav.comからダウンロードした犬の3Dモデリングデータ、"Tan Dog"を"PoseRay"と"Metasequoia"で加工し、"PoseRay"でデータ変換、"POV-Ray"でレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
ダウンロードファイル名は"cadnav-200515124526.rar"、そのファイルサイズは2.13MB。アンパックして出来た3Dデータのフォーマットは、ページの案内にあったとおりobjフォーマットでした。マッピング用の画像ファイルが1枚だけ同梱されていました。
そのobjフォーマットデータを"PoseRay"で読み込みました。
その最初のプレビュー画面。
読み込み時のエラーなどはありません。
しかし、彼方此方に角張った部分が見えるので、"PoseRay"の機能"subdivide"を使いポリゴンを分割して滑らかに見えるように加工しました。
"subdivide"処理後。
これに、1枚だけ同梱されていたテクスチャ画像ファイルをマッピングしました。
そこそこいい感じになりました。
拡大してチェックしたら、前足と胴体の境に、マッピング画像の継ぎ目部分で色の違いが目立つ部分があるに気が付きました。
元画像。
そこで、マッピング画像を"PaintShop"で次のように加工して、繋ぎ目を目立たなくしました。
元画像(該当部分周辺を切り出し)。
加工後(該当部分周辺を切り出し)。
これらの処理を終え、表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"POV-Ray"へエクスポートし、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは、0.1unit=0.1mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化し、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"Tan Dog"を、"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込むことが出来るようになりました。
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