2020年5月25日(月曜日)。CadNav.comからダウンロードした魚の3Dモデリングデータ、"White Grunt Fish Animated"を、"Metasequoia"と"PoseRay"で加工・データ変換し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
ダウンロードファイル名は"cadnav-200523134631.rar"、そのファイルサイズは1.33MB。アンパックして出来た3Dデータのフォーマットはfbxです。
fbxフォーマットデータを"Metasequoia"でobjフォーマットに変換し、そのobjフォーマットデータを"PoseRay"で"POV-Ray"フォーマットに変換するという手順で作業します。
fbxフォーマットデータを"Metasequoia"で読み込んだところ。
このまま、objフォーマットでエクスポート。
そのobjフォーマットデータを"PoseRay"で読み込み。
その最初のプレビュー画面。
マッピング用のカラー画像とノーマルマップ用の画像が同梱されていましたので、そのファイルを夫々指定しました。
変に角張った所があるので、滑らかにするために"subdivide"でポリゴンを細かく分割しました。
表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"POVRay"へエクスポートし、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは、0.05unit=0.05mです。
因みに、このデータはfbxフォーマットで、タイトルにAnimatedとありましたので、"Metasequoia"でデータ構造をチェックしてみたところ、使えるボーン構造が含まれていました。
こんな感じで"Metasequoia"で使えます。
胴体半ばから尾にかけて4段階で左右に曲げることが出来ますし、胸鰭も左右に広げられ、口も上下に開くことができます。
「変形を適用」して、objフォーマットでエクスポートし、そのobjフォーマットデータを"PoseRay"で"POV-Ray"にエクスポートすることが出来ます。
次の2つは、尾を左右に振ったものを"POV-Ray"で出力した画像です。
これらの尾を振ったデータもスケール合わせを行いました。
その3種のスケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルを、夫々includeファイル化し、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"White Grunt Fish Animated"3種を、"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込むことが出きるようになりました。
JUGEMテーマ:コンピュータ