2020年8月4日(火曜日)。Animium.comからダウンロードした自動車の3Dモデリングデータ、"Volkswagen Scirocco"を、"PoseRay"でデータ変換し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
ダウンロードファイル名は"VW_Scirocco.zip"、そのファイルサイズは11.6MB。これをアンパックしたところ、出来たのは次の2つのファイルです。
"VW_scirocco.rar"と"pass.txt"。なんと、zipをアンパックしたら、今度はrarパックされたファイルが出来ておまけに"pass.txt"というテキストファイルがおまけに付いています。
その"pass.txt"の内容は次のとおりです。
pass: gfxfree.com
or
pass: gfx-3d-model.blogspot.com
visit http://gfxfree.com for more 3d models in max and maya format.
ご丁寧に、今度のrarパックには解凍のためのpasswordが必要なようです。
この指示に従って、rarパックファイルを開く時に要求されたpasswordに"gfxfree.com"を入力したら、解凍が進みました。
こうして出来た3Dデータのフォーマットは、3ds、lwo、max、mb、objの5種類。
この内、私のアプリ環境で使えるのは、3ds、lwo、objの3種類です。
3種類全てを"PoseRay"で読み込んでみました。
3dsの場合。
lwoの場合。
objの場合。
プレビュー画面を見た限り、一番無難なのはlwoのようです。
lwoフォーマットデータで作業を続けることにしました。
lwoの場合、読み込み時のワーニングも無く、ほとんど手直しする必要は無さそうでしたが、materialの各値を若干自分好みのものに変更しました。
ライセンスプレートも前後ともにモデリングされて、次の画像がマッピングされていました。
このままではライセンスに見えないので、マッピングする画像は次のものに変更しました。
作業を終え、表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"POV-Ray"へエクスポートし、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
スケール合わせの画像。
ここでのグリッドは、0.5unit=0.5mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化し、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"Volkswagen Scirocco"を、"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込むことが出来るようになりました。
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