2020年9月4日(金曜日)。Animium.comからダウンロードした自動車の3Dモデリングデータ、"Volkswagen Polo"を、"PoseRay"でデータ変換し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
ダウンロードファイル名は"volkswagen_polo_fr.zip"、そのファイルサイズは24.9MB。アンパックして出来た3Dデータのフォーマットはmaxとobjの2種類で、その他に同梱のファイルはありません。
私のアプリ環境で使えるのはobjフォーマットの方です。その"vokswagen_polo_fr.obj"のファイルサイズは、44.2MBもあります。
これを"PoseRay"で読み込みました。
その最初のプレビュー画面。
読み込み時にエラーなどはありませんでした。形状的には問題はありません。
前輪が陰に入ったように黒っぽくなっていますが、これは"PoseRay"のGroupタブ内にある"Recalculate normals"の機能を使って法線の再計算を行ったら正常な表示になりました。
”POV-Ray"に持ち込んだ時の振る舞いを考慮して、各materialのambient値は0(ゼロ)に変更しました。
ライセンスプレートは次の手持ちの部品オブジェクトを使いまわしました。
これらの修正追加の作業を終えて、表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"POV-Ray"へエクスポートし、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-RAy"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは、0.5unit=0.5mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化し、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"Volkswagen Polo"を、"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込むことが出来るようになりました。
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