2020年9月5日(土曜日)。TurboSquid.comからダウンロードした樹木の3Dモデリングデータ、"Oak tree 2"を、"PoseRay"でデータ変換し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
TurboSquid.comでは、複数の3Dフォーマットのデータがある場合、それらから選択してダウンロードすることが出来ます。
今回提供されるフォーマットは次のとおりです。
ここから、"Oak_tree_2.obj"と"Textures.rar"をダウンロードしました。"Textures.rar"にはマッピング用の画像が4枚パックされていました。
"PoseRay"で"Oak_tree_2.obj"を読み込みました。
その最初のプレビュー画面。
読み込み時のエラーなどはありません。
同梱されていたテクスチャ画像は、葉にマッピングするために3枚のテクスチャ画像(黄色の葉の画像、normalマップ用の画像、葉を切り抜くためのマスク画像)と、幹にマッピングする画像の合計4枚がありました。
マッピングのファイル指定はされていませんでしたが、UVマップ情報はデータに含まれていましたので、上記のファイルを夫々指定したところ、マスクされた葉の形状が表れました。
表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"POV-Ray"へエクスポートし、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは、1.0unit=1.0mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化し、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"Oak tree 2"を、"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込むことが出来るようになりました。
レンダリングした画像を見ると、このオークの葉は黄色みが強く秋の黄葉の様に見えます。
そこで、マッピング用の画像を緑に変更して、夏の葉のオークも作ってみました。
元の黄色の葉の画像。
これを"Paint Shop Pro"で、緑に加工。
マッピングファイルを変更した後の、レンダリング画像。
これもスケール合わせして、ライブラリに保存しました。
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