2020年10月12日(月曜日)。Open3dModel.comからダウンロードした自動車の3Dモデリングデータ、"Maybach Exelero"を、"Metasequoia"と"PoseRay"で加工・データ変換し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
ダウンロードファイル名は"2703_open3dmodel.zip"、そのファイルサイズは12.1MB。アンパックして出来た3Dデータのフォーマットは、3ds、c4d、dxf、lwo、max、objの6種類。この内、私のアプリ環境で使えるのは3ds、dxf、lwo、objの4種類です。同梱されていたテクスチャ画像ファイルは3個ですが、使えるのはタイヤのトレッドパターン用の1個だけです。
とりあえず3ds、dxf、lwo、objの4種類を、"PoseRay"で試し読みしてみました。
まず、3ds。
次に、dxf。
次に、lwo。
最後に、obj。
見た目と、materialとgroupの区分から比較して、一番無難な3dsフォーマットのデータを選択しました。
以下は、この3dsフォーマットのデータを使っての作業です。
次のパーツ(ワイパー、キャリパー、ライセンスプレート)は、モデリングされていなかったので、Maybachの他の車種のモデリングデータから切り出して使い回すことにしました。
ワイパー。
ディスクブレーキのキャリパー部。
ライセンスプレート。
リム・ハブのセンター部にMaybachのロゴを追加しました。これは、ボンネット上にモデリングされていたものを切り出しコピーして使いました。
元のモデリングでは、ボディ本体とスカート部が一体になっていましたが、これを"Metasequoia"を使って分割し、スカート部にはカーボンメッシュのテクスチャ画像ファイルをマッピングしました。
マッピング画像。
内装のモデリングデータを、"Metasequoia"を使って、ダッシュボード、メーター部、ステアリングホイール部、シート部に分割し、夫々に手持ちのテクスチャ画像をマッピングしました。
メーター部にマッピング。
その画像。
ステアリングホイール部にマッピング。
その画像。
シート部にマッピング。
その画像。
グリル部に次のメッシュ画像をマッピング。
これらの修正・追加の作業を終え、表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"POV-Ray"へエクスポートし、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは、0.5unit=0.5mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化し、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"Maybach Exelero"を、"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込むことが出来るようになりました。
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