2012.02.14 Tuesday
PoseRay 3.13.15 Beta が公開されたので早速試してみました
2012年2月14日(火曜日)。つい先日(2012年2月8日)、PoseRay 3.13.15 Beta が公開されたので早速試してみました。
昨年5月にv3.13.14 beta になってから9ヶ月ぶりのマイナーバージョンアップです。
PoseRay の公式サイトはこちら。『 PoseRay 』
Beta と言う表現になっているのは、対応する POV-Ray のバージョンが V3.7 で、このPOV-Ray v3.7 が Beta であるので PoseRay 側もバージョンに Beta と表現しているということです。アプリケーションとしては安定しているようで、POV-Ray v3.6対応の正規版と同様に問題なく使えているように思います。
早速インストールして使ってみました。
PoseRayの公式サイトにある更新情報によると、次のような機能追加・変更があるようです。
動かしてみて、見た目に変化(追加)されているところは、例えばこんなふうな変化です。
Materials Editor タブ内の Image Map の設定画面です。丸印を付けたところが追加された部分。
sRGBに対応しています。
データをPOV-Rayのシーンファイルに変換してからの最終レンダリングは POV-Rayv3.7の最新版である RC4 sanity-check版を使いました。
データは、今日 "ShareCG" のサイト(『 Welcome to ShareCG.com 』)で見つけたばかりのものです。
「Yokosuka E14Y1 "Glen"」という名称のデータで、フォーマットは OBJ (.obj)。第2次大戦中の日本の小型水上機のようなので、"Yokosuka E14Y1"で検索してみたら、次のようなページが見つかりました。『 零式小型水上偵察機 』。これに拠ると「零式1号小型水上偵察機(E14Y1)」ということのようです。
このデータをロードしてみました。しっかりと読み込めました。
プレビュー画像は次のような具合です。
データの変更は全くせずに、POV-Rayの出力もデフォルト状態で、直ぐにPOV-Ray Output タブから Export → Save and Render へと進めました。
POV-Ray シーンファイルの出力に5秒ほど、続いてPOV-Ray v3.7RC4 が起動して1秒ほどで画像が表出されて終了。
これがPOV-Rayの出力画像。
この"Yokosuka E14Y1"フォルダーを覗いてみると、次のようになっています。
E14Y1_2012_02_14_14_47_33.png これがPOV-Ray の出力した画像。
E14Y1_POV_geom.inc PoseRayがexportしたPOV-Ray用の Geometry mesh list データのインクルードファイル。
E14Y1_POV_main.ini PoseRayがexportしたPOV-Ray用の実行時各種パラメータ指定ファイル。
E14Y1_POV_mat.inc PoseRayがexportしたPOV-Ray用のマテリアル関係のインクルードファイル。
E14Y1_POV_scene.pov PoseRayがexportしたPOV-Ray用のシーンファイル。
便利ですね。
昨年5月にv3.13.14 beta になってから9ヶ月ぶりのマイナーバージョンアップです。
PoseRay の公式サイトはこちら。『 PoseRay 』
Beta と言う表現になっているのは、対応する POV-Ray のバージョンが V3.7 で、このPOV-Ray v3.7 が Beta であるので PoseRay 側もバージョンに Beta と表現しているということです。アプリケーションとしては安定しているようで、POV-Ray v3.6対応の正規版と同様に問題なく使えているように思います。
早速インストールして使ってみました。
PoseRayの公式サイトにある更新情報によると、次のような機能追加・変更があるようです。
Changes in 3.13.15 beta:
Added an import filter functionality to process materials based on their names.
Added entry for POV-Ray diffuse value for each material
Added entry for image map gamma correction (default sRGB)
Added color gamma correction toggle between sRGB and RGB for each material
Default light is now a point light at the center of the scene.
Put back in the circular lights for soft shadows
動かしてみて、見た目に変化(追加)されているところは、例えばこんなふうな変化です。
Materials Editor タブ内の Image Map の設定画面です。丸印を付けたところが追加された部分。
sRGBに対応しています。
データをPOV-Rayのシーンファイルに変換してからの最終レンダリングは POV-Rayv3.7の最新版である RC4 sanity-check版を使いました。
データは、今日 "ShareCG" のサイト(『 Welcome to ShareCG.com 』)で見つけたばかりのものです。
「Yokosuka E14Y1 "Glen"」という名称のデータで、フォーマットは OBJ (.obj)。第2次大戦中の日本の小型水上機のようなので、"Yokosuka E14Y1"で検索してみたら、次のようなページが見つかりました。『 零式小型水上偵察機 』。これに拠ると「零式1号小型水上偵察機(E14Y1)」ということのようです。
このデータをロードしてみました。しっかりと読み込めました。
プレビュー画像は次のような具合です。
データの変更は全くせずに、POV-Rayの出力もデフォルト状態で、直ぐにPOV-Ray Output タブから Export → Save and Render へと進めました。
POV-Ray シーンファイルの出力に5秒ほど、続いてPOV-Ray v3.7RC4 が起動して1秒ほどで画像が表出されて終了。
これがPOV-Rayの出力画像。
この"Yokosuka E14Y1"フォルダーを覗いてみると、次のようになっています。
E14Y1_2012_02_14_14_47_33.png これがPOV-Ray の出力した画像。
E14Y1_POV_geom.inc PoseRayがexportしたPOV-Ray用の Geometry mesh list データのインクルードファイル。
E14Y1_POV_main.ini PoseRayがexportしたPOV-Ray用の実行時各種パラメータ指定ファイル。
E14Y1_POV_mat.inc PoseRayがexportしたPOV-Ray用のマテリアル関係のインクルードファイル。
E14Y1_POV_scene.pov PoseRayがexportしたPOV-Ray用のシーンファイル。
便利ですね。
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