2017年12月18日(月曜日)。CadNav.comからダウンロードした自動車の3Dモデリングデータ"Citroen 2CV"を、"PoseRay"でデータ変換し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
ダウンロードファイル名は"cadnav-1G21GP643.rar"、そのファイルサイズは3.62MB。アンパックして出来た3Dデータのフォーマットはmaxとobjの2種類。私のアプリ環境で使えるのはobjフォーマット。
そのobjフォーマットデータ"Citroen 2CV.obj"を"PoseRay"で読み込みました。
その最初のプレビュー画面。
読み込み時にエラーはありませんでした。見た目にも形状的な問題は無さそうです。
ただ、各materialの指定に関しては、ambient値が高いこと、マットなmaterialの欲しいタイヤなどがピカピカ光っていたりと変な指定値が多いので手作業で修正しました。
また、ヘッドライトのレンズについては、ノッペラボウで気に入らないので、次の画像ファイルをマッピングしました。他のCitroenの車種で使われていたものを使い廻しました。
ただ、次のように左右のレンズ部分が一体になっていましたので、このままでは"PoseRay"のuvマッピングの機能では上手く張れません。
そこで、"Metasequoia"を使って、左右それぞれに分割してレンズ画像をマッピングしました。
これらの修正を行い、表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"POV-Ray"へエクスポートして、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での長さの単位1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは0.5unit=0.5mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化して、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これでこの"Citroen 2CV"を"POV-Ray"の部品として、何時でもシーンに組み込む事ができるようになりました。
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