2018年2月12日(月曜日、建国記念の日の振替休日)。Animium.comからダウンロードした動物(鹿)の3Dモデリングデータ"Lowpoly Deer"を"PoseRay"でデータ変換し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
この案内の中に"fallow deer"とありますので、Google 検索したところ「ダマジカ」だと分かりました。そして次のような情報も手に入れました。
体長110-190cm。肩高90-110cm。体重40-100kg。メスよりもオスの方が大型になる。
角は雄だけにあって、長さは平均で50〜70cm程だが、中には90cmを超えるものも見られる。
早速ダウンロード。ダウンロードファイル名は"Deer.rar"、そのファイルサイズは24.3MBでした。アンパックして出来た3Dデータのフォーマットは案内の通りmaxフォーマットとobjフォーマットの2種類。私のアプリ環境で使えるのはobjフォーマットの方です。
そのobjフォーマットデータを"PoseRay"で読み込みました。
その最初のプレビュー画面。
読み込み時のエラーなどはありません。形状的な問題は無さそうですが、体表全体がピカピカなのはちょっとおかしいので修正が必要です。
全体に1枚の画像ファイルがUVマッピングされています。このmaterialの反射の指定値を殆どゼロにまで抑えて修正しました。
表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"での最終プレビュー画面。
これを"POseRay"から"POV-Ray"へエクスポートし、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。角のある雄のダマジカということで肩高100cmを目処に試行錯誤してスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは0.5unit=0.5mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化して、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。
メスは角が無いということなので、このモデリングデータから角を削除して、少し小さ目の体にして、メスのデータも作ることにしました。
角の部分を削除するのに"Metasequoia"を使いました。
角の部分が独立した接続面になっていましたので、削除は実に簡単でした。このデータをobjフォーマットで書き出して、"PoseRay"で読み込み、"POV-Ray"へエクスポートしてレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
これもまた、スケール合わせを行いました。オスより少し小さ目に、肩高90cmを目処に試行錯誤してスケール合わせを行いました。
ここでのグリッドは0.5unit=0.5mです。
このスケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルもincludeファイル化して、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。
これで、この「ダマジカ」を"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込む事ができるようになりました。
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