2018年10月13日(土曜日)。前回のセーリングが8月30日でしたから、ほとんど1ヶ月半ぶりの琵琶湖行です。9月は台風と雨続きで、琵琶湖に出かけるチャンスがありませんでした。志賀ヨットクラブでは、台風対策とその解除などの作業で、スタッフの方々は大変だったようです。そのお蔭で、21号、24号の台風では、志賀ヨットクラブではほとんど被害がなかったようです。私の艇も全く問題はありませんでした。
南湖周辺のマリーナやハーバーでは、艇や施設にかなりの被害があったようです。
今日の天気予報。
天気図。
日本の東に気圧の谷があり、日本海をゆっくり高気圧が移動している天気図を見ると、天気予報のように北寄りの風が吹きそうです。(と、思っていたのですが、現場の琵琶湖の結果は大違い。日中はほぼ南〜南南東の風に終始しました。)
いつもの通りJRで琵琶湖へ向かいます。
家を出たのが7時半。今日は土曜日なので、平日とはちょっと違う土曜・休日ダイヤです。便数が少し少なく、尼崎での新快速への乗り換え、京都での湖西線への乗り換え時間が、それぞれ10分強もあって楽ですが、その分所要時間が10分ほど増えることになります。
9時32分、和邇駅着。
天気はところどころ綺麗な青空が見えますが、全体が薄い小さな雲に覆われています。
農道を歩いて志賀ヨットクラブへ向かいます。気温は20度以下で、南東の風があって涼しいです。
9時47分、農道沿いのスイフヨウ。
9時50分、志賀ヨットクラブに到着。すでに何艇か出港しているようです。早速私達も艇の準備にかかります。その間に、スタッフの塩澤さんから、(1)艇の長さと作業スペースの関係で艇の保管位置を少し移動したこと、(2)台風時に私の艇BUDDYと同型艇(YAMAHA Festa24)で隣に並んで保管されている艇のコクピットカバーが一部破れたが、その原因はシートストッパーの突起との摩擦で、私の艇のコクピットカバーも同じ箇所が破れる恐れがあるので保護のためにシートストッパーに軍手を被せているとのこと、(3)強風時の船台のラッシング用にロープをラッシングベルトに交換しているとのこと、等の報告を受けました。
今日も沖島目指してセーリングします。最終帰港予定時刻は16時で出港届を出しました。
10時48分、出港。
10時50分、出港直後、志賀ヨットクラブを振り返る。
10時50分、出港直後の比良の山並み(北北西)。
10時50分、出港直後の近江舞子・白髭方向(北北東)。
10時50分、出港直後の沖島方向(東北東)。
10時50分、出港直後の和邇浜(南南東)。
北寄りには青空が覗き、南寄りは一面の薄雲という感じです。
湖岸では南からの風が程よく吹いていて、エリを躱してすぐにセールを揚げました。前回のセーリング時にメインセールを1ポイントリーフしていたことを忘れていて、その始末の作業があってちょっと手間取りました。
11時丁度、セーリング開始。
11時4分、南南東の風、スタボータックのビームリーチでセーリングを開始したところ。スピードは5.5km/h〜6.5km/hほど。
ワイフがお腹が減ったと言うので、11時10分から昼食の準備。カセットガスコンロでお湯を沸かし、定番のカップヌードル(今日はシーフード)を作ります。これをスープ代わりに、海苔巻きおにぎりとボイルしたウィンナソーセージの昼食。
11時30分すぎに昼食が終わった頃には、南南東の風が弱まってきました。
南〜南南東の非常に弱い風をなんとか捕まえながら、そろそろと沖島方向へ動いています。
12時7分、南に見える志賀沖観測塔と近江富士が重なって見えるところまでやってきました。
12時18分、風が落ちて無風になり、セールがバタつくだけ。
12時33分、湖面は滑らかで風がやってくる気配はなし。
13時1分、ベタ凪の中、ティラーもシートもほったらかしで、汚れたデッキ周りを洗っていたら、いつの間にか艇は西を向いて、ほんの僅かに吹いてきた南の風で這うように進み始めました。
14時から40分ほど、デッキで横になりうたた寝していました。
15時11分、ベタ凪の湖面に雲の切れ間が映っている。
15時20分、南からの僅かな風が時折あるのを頼りに、ギリギリまでセーリングで粘る。
15時40分、時間切れです。セールを降ろし機走で志賀ヨットクラブに帰ることにしました。
15時58分、入港直前。
16時5分、入港着桟。
暑さは過ぎて、快適に過ごせる季節です。格別に汗をかく程でもなかったので、シャワーはパス。
上架後の艇上の片付けを終えて、17時5分にクラブを後にしました。
17時7分、農道脇のクジャクソウ。
17時9分、農道から西を見ると雲を通して光る日は山の端に隠れようとしています。
今日の琵琶湖周辺の日没は17時24分頃です。
17時15分、東の湖上の空。雲の切れ間に夕焼け雲が光っていました。
17時45分和邇駅発の京都行に乗り、山科で高槻から快速に変わる普通列車に乗り換え大阪駅で下車。阪急電車で塚口まで。
帰宅したのは19時10分過ぎでした。
今日は、セーリングを開始して45分ほどはそれなりに走ってくれたのですが、後はずーっと超微風かベタ凪状態が続き、歩くより遥かに遅い這うようなセーリングが続いた一日でした。
ハンディGPSのデータをGoogle Earthで表示した今日のセーリングの軌跡。
上の画像をクリックすると大サイズ(1920*1160)画像を表示
JUGEMテーマ:マリンスポーツ