2019年2月10日(日曜日)。Archive3D.netからダウンロードした自動車の3Dモデリングデータ"Car mustang xform N220114"を、"PoseRay"でデータ変換し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
"mustang xform"となっていますが、"xform"の表すところがもう一つはっきりしません。もしかすると、オンラインゲームのサイト・Xformで使われたデータなのかもしれません。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
ダウンロードファイル名は"56e975d4e0fa48645c6f13287649aafa.zip"、そのファイルサイズは17.1MB。アンパックして出来た3Dデータのフォーマットは、案内の通り3dsとgsmの2種類。私のアプリ環境で使えるのは3dsの方です。
アンパックして出来たデータを良く見ると、texture画像ファイルの収めてあるサブフォルダにサイズの大きな3dsフォーマットのデータが有りました。
大サイズの方は7.33MBで、少サイズの方は4.78MBです。試し読みして比べてみたところ、少サイズの方には、予備タイヤが無いこと、マッピングの一部に不具合があることから、大サイズの方を選択することにしました。
その大サイズの3dsフォーマットデータを"Poseay"で読み込みました。
プレビュー画面。
読み込み時に1件だけエラーがありました。
Material (plate): Map PLATE.JPG not found. Use search tool in materials tab.
これは、後部のライセンスプレートにマッピングされている画像ファイルが見つからないというエラーです。これは、適当なライセンス用の画像ファイルを指定すれば解決します。そのライセンス用画像ファイルは各種キープしていますので、その内から一つ使用しました。
ただ、このデータの後部のライセンスプレートは、単純な矩形の1枚のプレートで、あまりにも簡略なので、他のモデリングデータから切り出して部品化しているライセンスプレートを使うことにしました。
前回の"Ford Mustang GT 500"のライセンスプレートを使います。
これを後部のライセンスプレートと置き換え、前部にも追加しました。
この修正・追加を終えて、表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"POV-Ray"へエクスポートし、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは、0.5unit=0.5mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化し、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"Car mustang xform N220114"を、"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込むことが出来るようになりました。
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