2019年4月5日(金曜日)。TurboSquid.comからダウンロードした自動車の3Dモデリングデータ、"Nissan GTR"を"PoseRay"でデータ変換し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
TurboSquid.comでデータのダウンロードに於いては、データのフォーマットを選択できます。今回はfbx、blend、objが提供されていましたので、objを選択しました。
そのobjフォーマットデータを"PoseRay"で読み込みました。
最初のプレビュー画面。
読み込み時のエラーなどはありません。
地面に相当する面や、レフ板に相当する矩形は、この車体を"POV-Ray"に持ち込もうとする私には邪魔なので、削除しました。削除に関しては、"PoseRay"の機能だけで対処できました。groupでは全体が一つになっていて、削除部分だけを指定することは出来なかったのですが、幸いにmaterialではこれが区分されていましたので、"PoseRay"の機能「Materials -> Groups」を使って地面に相当する面やレフ板に相当する矩形を区分することが出来ました。
各materialに関しては、ほとんど指定がなされていませんでしたので、個々に自分の好みの値を設定しました。
そして、次のパーツについては、データを追加しました。
ライセンスプレートは、単純なボックスが置かれているだけだったので、次の手持ちの部品を使いました。
フロントグリル前にGTRのロゴを置きました。これは他のサイトから入手しながらモデリングが粗くて使わなかったデータの中に含まれてた物を使いました。
作業中に窓のガラスの透明度を100%にして内部が良く見えるようにしながら作業をしたら、ステアリングホイールや座席を含め内装が一切モデリングされていないのに気が付きました。
そこで、他のNissanの車種のこれも問題があって使っていないデータからダッシュボードとステアリングホイールとシート部分を切り出してサイズ調整しマージしてみたところ、うまく収まったので、これを使うことにしました。
これらの修正・追加の作業を終え、表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"POV-Ray"へエクスポートし、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは、0.5unit=0.5mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化して、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"Nissan GTR"を"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込むことが出来るようになりました。
JUGEMテーマ:コンピュータ