2019年12月21日(土曜日)。琵琶湖でのセーリング。前回は13日でしたから、2週続けて乗ることになりました。今年はこれで最後になります。今年の琵琶湖詣では16回。毎年、20回乗艇を目標にしているのですが、なかなか達成できません。しかし、乗艇日を見ると、1月・2月はスキーがメインで乗れず、7月・8月は酷暑でパスでしたから、残りの8ヶ月で16回も乗れたのは、私達夫婦のスケジュールから見ればなかなかのものです。
今日の天気予報。
大津市のピンポイント天気予報。
近江八幡市のピンポイント天気予報。
天気図。
今朝(7時20分)の志賀ヨットクラブのライブカメラで見た琵琶湖の湖岸の様子。
天気予報では、風は弱そうですが、気温は最高で11度。寒さ対策は重ね着をしっかりする必要があります。
いつもどおりJRで湖西線和邇駅へ向かいます。7時半に家を出ました。尼崎駅で新快速に乗り換え、京都で湖西線に乗り換え、和邇駅着が9時32分。
農道沿いに歩いて志賀ヨットクラブへ向かいます。
9時46分、途中の農道脇から見た比良の山並み。
9時58分、志賀ヨットクラブに到着。
今日の出港は、ビワマス釣りの社長と私達夫婦のセーリングの2艇だけのようです。ヤードは静か。
艇のセーリング準備を終え、直ぐに下架してもらいました。下架作業の間に、着替えます。今日は、上はユニクロのヒートテックの長袖シャツ+フリース薄手インナー+フリース厚手プルオーバー+ライフベスト+アウタージャケット。下は、フリースメッシュインナー付きのワークパンツ+スキー用の中綿入りズボン。ライフベストを内に着込むのは大正解で、とても暖かでした。
ワイフは私以上で、アウターのジャケットは極寒用のダウンジャケット、ズボンの太ももにホッカイロが2個、足首にレッグウオーマー。
10時46分、出港。今日も目的地は沖島(風の具合で行けるところまでということですが)往復、最終帰港予定時刻は15時で出港届を出しました。
10時48分、出港直後の志賀ヨットクラブ。
出港直後の、北に見える比良の山並み。
出港直後の沖島方向。
10時56分、南南東の弱い風に艇を向けて、セールを揚げました。
10時59分、南南東の微風、スタボータックのクローズリーチで東へ向けてセーリング開始。
風が弱いので、2.5km/h〜4.0km/hと歩くより遅いスピードです。
11時15分、のろのろと進むだけなので、早めの昼食の準備にかかります。カセットコンロでお湯を沸かしますが、気温が低いので沸騰するまでに時間がかかります。夏だと2〜3分で沸騰するのですが、今日は、5分近く掛かりました。
11時22分、昼食。今日のような寒い日には、熱々のカップヌードルが一番のごちそうです。キュウリ、卵焼き、ボイルしたウィンナソーセージ、海苔で巻いたおにぎり。
ワイフと交代でティラーを持ちながらの食事です。
11時25分、食事を始めて直ぐに、南南東の風が良くなり、艇速が6.0km/h〜8.0km/hに上がりました。波がないので安定して走っています。そのまま食事を続けました。
11時40分、南西の風が良くなり、スタボータックのリーチングで東南東へ。
11時46分、一気に風が落ちてしまい風向が定まりません。
11時54分、艇速は1.0km/h。風がほぼ反転して北北東になったようです。
艇の向きはほぼ東で、タックだけそれまでのスタボーからポートに変わりました。
11時59分、北北東の風が良くなり、艇速は5.0km/h〜7.5km/hに。
12時4分、北北東の風、ポートタックのリーチングで東へ。
12時10分、風が少し東に振れるのでタック。ポートタックのリーチングから、スタボータックのクローズホールドへ。
12時11分、タック直後、コース北北東。
12時18分、北東の風、スタボータックのクローズホールドで北へ。
艇速は6.0km/h〜8.5km/h。
12時30分、タック。コース東南東。
12時41分、タック、コース北北東。艇速は5.5km/h〜7.0km/h。
12時43分、コンパス30°。
12時52分、一気に風が落ちて風向が定まらず、風に合わせている内に自然にタックして艇はスタボータックで南東向きに。
そのまま暫く、風非常に弱い状態が続きます。艇速は1.0km/h〜2.5km/h。
12時56分、風無くコース南東維持のまま反対タックに。
13時10分、お湯を沸かして、インスタントのエスプレッソ・オレを淹れる。体が冷えているので、温かくて甘くて美味しい。
13時23分、南西の風が僅かにあるので、スタボータックのリーチングで南東へ。
13時27分、南西から大きな波がやってきて、その後を追いかけるように風がやってくるのが見えた。南湖、琵琶湖大橋の方面では風が強いのでしょう。
13時28分、見る間に南西〜西南西の風が強くなって、スタボータックのクローズホールドで南南西へ。
13時30分、一気に風が強まり、南西方向に白波がポツポツと見え始める。艇速は8.0km/h強に上がる。
13時33分、白波の立つ風を予想してメインを1ポイントリーフ。
縮帆したので、ヒールとウェザーヘルムが減り、快適なセーリング。艇速は8.5km/h〜9.5km/hで安定。
13時45分、南西の風がさらに強まり1ポイントリーフで快走。
この後、艇速は瞬間最高で11.2km/h。
13時49分、スタボーからポートへタッキング。帰港予定時刻(15時)を考慮して、志賀ヨットクラブ方向を目指す。
この後も、暫く艇速は8.5km/h〜10.5km/hが続く。
14時5分、風が目に見えて弱くなり艇速が5km/hに落ちた。
14時12分、風が南西から西に変わり、急速に弱くなり、艇速は3.0km/h〜2.0km/hに落ちる。
風は非常に弱くなり、風向が定まらず、振れ回る。
14時20分、待っても強い風が戻る様子はないので、メインセールの1ポイントリーフを解除し、フルセールに戻す。
14時21分、フルセール。この時、風は北西の超微風、スタボータックのクローズホールドで志賀ヨットクラブ方向を目指す。
14時38分、待っても風が来そうにないので、時間切れでセールを降ろし、機走で帰ることにしました。
14時56分、程なく志賀ヨットクラブへ帰り着きます。
15時3分、入港着桟。
クラブハウスは、暖炉に火が入りとても暖か。
15時7分、暖炉に燃える火。
何重にも着込んでいるので暖房の良く効いた部屋では大汗になります。大急ぎで脱いで普段着に着替えました。
スタッフに淹れてもらったレモンティーが美味かった。クラブの庭で実ったレモンを今日収穫され、そのレモンの輪切りが紅茶に付けてあったのですが、普段のレモンの味とは比較にならない豊かな香りと味でした。
現在使っている船外機の燃料タンクはポリのタンクなのですが、寒くなるとタンク内の空気が収縮してポリタンクの側壁が内屈してしまいます。できるだけ空気の量を減らしておくために、ギリギリ一杯まで燃料を追加してもらいました。
15時30分ごろから、艇の片付けをはじめましたが、雲が厚くなり日差しが無くなったので、寒く感じるようになりました。
片付けを終えて、スタッフの皆さんに年末の挨拶をして、クラブを後にしたのが16時20分。
17時1分和邇駅発の京都行に乗って、山科で高槻から快速の普通に乗り換え、大阪で下車。阪急神戸線で塚口まで。
帰宅したのが17時丁度。
今日は、風があったり無かったり、突然1ポイントリーフするほどの強風が来たり、風が南から北へと反転したり、出入りの激しいセーリングでしたが、それなりに楽しめました。
これで、今年の琵琶湖でのセーリングは終了。
今日のセーリングの軌跡。ハンディGPSのデータをGoogle Earth Proで表示しました。
上の画像をクリックすると大サイズ(1920*1160)画像を表示
JUGEMテーマ:マリンスポーツ