2020年2月2日(日曜日)。今回の栂池スキーの最初の計画では、今日は朝一でエスポワールみさわを後にし帰宅する予定でしたが、2泊延長しましたので、良い天気になった今日も楽しく滑れそうです。
朝食は7時から、バイキング方式です。
今朝は宿泊の人が多い日ですから、朝食を摂るダイニングルームが賑やかです。何時もなら一人でひっそりした食事ですが、今朝は昨日声を掛け合あった和歌山から来られたというほぼ私と同年代のご主人を筆頭のファミリーとご一緒しました。
余りに天気が良く、気温高めで日差しが強いと、下部のゲレンデでは10時半ごろまでにはバーンの表面が溶けて雪が湿ってくるので滑りの条件の良い早い時間帯に滑りに出ることにしました。
8時17分、ゲレンデに出ました。それなりに冷え込んでいますが、顔が切れるような寒さではありません。
参考:今日のゲレンデの天候と積雪。
ゴンドラ乗り場は長い列が出来ているので、列も無いからまつ高速ペアリフトに乗りました。まず白樺ゲレンデを滑るつもりです。今日はピステンバーンの上に雪は載っていないので、昨日とは違い滑りがかなり速いはずです。
8時22分、からまつ高速ペアリフトから見たエスポワールみさわ。
雪の多い平年なら、半地下のスキーロッカールームから出入り口(自動ドア)の上半分は見えないのですが。自動ドアから親の原のゲレンデに登ってスキーを履くというのが普通なのですが、今年は大寒を過ぎて2月になったというのに、ゲレンデに下ってゆくという感じです。ただ、積雪があまりに多いと宿のスタッフの方々には、駐車場の除雪やゲレンデへの出入り口前の除雪の作業などが大きな負担になります。それでも今の時期、本来ならトップシーズンで親の原ゲレンデ積雪1.5mくらいあってもおかしくないのですが。
8時23分、からまつゲレンデと真ん中に見えるチャンピオンゲレンデ。
8時34分、白樺クワッドリフト。青空がすごい。
8時34分、白樺クワッドリフトから見た白樺ゲレンデ最上部。
今日最初の1本は、白樺ゲレンデです。
スタート地点からまだ所々にはピステンブーリーで圧雪した櫛目が残っています。
朝の低温で、昨日溶けた部分は凍っていますので、所々氷のブロックが残りエッジがバリバリ鳴る部分はありますが、スピードの出る良い雪質で高速の大回りターンで人影の少ない広いバーンを快調に飛ばせました。
今日は、上はもっと良い条件だろうと思えるので、白樺ゲレンデは1本にして、ハンの木第1クワッドリフトに乗り継いて栂の森へ向かいます。土曜日・日曜日はハンの木第1クワッドリフトが運行されているのでゲレンデ間の移動が少し楽になります。
ハンの木第1クワッドリフトを降りたところで、下部を見ると、ピステンバーンが広がって緩斜面ながら今すぐ滑ってくださいと言わんばかり。人影もないので1本滑ろうかその気になってしまいました。緩斜面ながら大きなターンは結構なスピードが出ました。
8時54分、ハンの木第1クワッドリフト下からハンの木ゲレンデ下部を見たところ。
9時6分、ハンの木第3クワッドリフトから見た中間部急斜面。
28日、29日、30日と徐々に積もった雪のおかげで、中間部急斜面下部の黒く地面の見えた溝はすっかり雪の下に隠れました。
9時12分、ハンの木高速ペアリフトから見た青空。
9時20分、ハンの木ゲレンデを最上部から滑り出しました。ハンの木第1クワッドリフト乗り場までの下ります。
ハンの木第1クワッドリフトとハンの木第3クワッドリフトを繋いで回します。
9時45分、ハンの木第3クワッドリフトから見た中間部急斜面。人影が増えてきました。
10時15分、レストエデンでトイレを借りました。
丸山クワッドリフトに乗って、ハンの木第3クワッドリフトへ向かいます。
10時19分、丸山第1クワッドリフトから見た丸山ゲレンデ。
10時20分、丸山第1クワッドリフトから見た杓子岳と白馬鑓ヶ岳の一部。
10時49分、ハンの木第1クワッドリフト。ハンの木ゲレンデを回しています。
11時37分、ハンの木高速ペアリフト横のハンの木の大木の股に積もった雪。
日曜日の昼は、ゲレンデもゲレンデ内のレストランも格別に混み合うので、宿に下ってゆっくり昼食休憩を取ることにしました。
11時50分、宿に帰りました。
12時3分、エスポワールみさわの喫茶ラウンジのカウンターに飾られた花。
12時4分、駐車場の様子。
12時12分、チーズの色々載ったピザ。生地がカリッと焼けていてそれでいてモッチリ感もあり美味しい。
13時25分、再びゲレンデへ。
からまつ高速ペアリフトとハンの木第1クワッドリフトを乗り継いでハンの木ゲレンデに上がります。
13時38分、ハンの木第1クワッドリフトから見た五龍岳。手前に重なって見える尾根は八方尾根。
13時47分、ハンの木第3クワッドリフトから見た中間部の急斜面。
14時7分、栂の森ゲレンデのつが第2ペアリフト。
14時7分、栂の森ゲレンデ。
栂の森ゲレンデの人が少なくなり、午前中はリフト乗り場が団子状態に混み合っていたのが嘘のような空き方です。
繰り返し栂の森ゲレンデを回します。
14時43分、つが第2ペアリフトで自撮り。
ゴーグルのレンズにコンデジを持って伸ばした手が写っています。
14時43分、リフト横の岳樺。
14時47分、栂の森ゲレンデ最上部から見た白馬乗鞍岳と天狗原。
白馬三山は雲の中で見えません。
15時に、ハンの木ゲレンデ最上部から下り始め、そのまま宿に帰ることにしました。
15時5分、中間部の急斜面の下って、沢コース・尾根コースへの分岐の少し下。
視界良く、滑りは最高。
緩斜面は少しグズっていましたが滑りはそれなりに良いので、丸山ゲレンデを1本滑ってから帰ることにしました。
15時20分、宿に帰りました。
そのままラウンジでコーヒーを頂きました。
15時50分から風呂。
16時29分、風呂上がりに窓の外を見たら、木の肌が金色に輝いているように見えました。
光の方を見ると、山の端に日が沈むところでした。
風呂上がりにゴロンと横になったら、そのまま寝込んでしまいました。
気がつくと、18時33分、夕食の時間18時30分を過ぎています。
慌てて着替えて、ダイニングルームへ急ぎました。丁度、オープンしたところでした。
18時39分、夕食。
ステーキ。
トリュフの載ったフォアグラ。
鶏鍋もあって、〆のそばもあるし、これは大ご馳走だと思っていたところに。
突然、大きな焼鍋に載った黒鯛の塩釜焼きが登場しました。30cm近くありそうな大きな黒鯛がまるごと塩で固められて焼き上げられたものです。塩が素手では触れない熱さです。
大きなハンマーを手渡され、「叩いて割ってください」とのこと。思い切り叩いたつもりですが、割れません。覚悟を決めて叩いて背骨沿いに割れ目が入り、厚い塩の塊を取り除きながら、熱々の鯛の身を取り出しました。
熱いところを一口食べて、「これは美味い!」感動モノです。魚好きには堪りません。
突然の大ご馳走の登場に、驚いて舞い上がり、折角の塩釜の姿を写真に取るのを忘れてしまうというチョンボ。
せめて割った後の塩釜の大塊だけでも撮っておきました。
その身を取り分けた後。いろいろな香草が背や腹の中に敷き詰められています。
とり分けた身。
〆のミニ笊蕎麦はしっかり頂きました。
そしてデザート。
あまりに皿数が多く、今日は黒鯛の一部、鶏鍋やサラダなどかなり食べ残してしまいました。
今日は、滑りは勿論満足でしたが、驚きの夕食には感動しました。ご主人の配慮に感謝です。
小谷村の明日の天気予報と週間予報。
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