KOKAの頭に泡のように浮かんだ思い・考え、口を衝いて出るつぶやき・ぼやき、等などを詰め込んだスクラップブックのようなブログ。でもやっぱり話題は、趣味の3DCG・ヨット・スキーのことが主になるかも。何故か、花や木の話題も多かったりする(^_^)。
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1972年5月28日、立山スキー行4日目(雷鳥荘〜雷鳥沢〜剱沢〜剱澤小屋・往復)

(注:2020年の新型コロナウィルスに関わる自粛で自宅に籠もっている間、30〜50年ほど前のネガ・紙焼きの写真をスキャンしたものを修復加工し、古い山日記のデータと合わせて手直し、ブログ化)

 

1972年5月28日(日曜日)。早朝、ガスが晴れ青空が見えだす。風はまだあるが、今日は良い天気になりそうだ。

早めに朝食を終え、7時に出発。今日は、雷鳥沢を登って、天気が良ければ剱沢を滑るつもり。雷鳥荘から称名川へ約100m強を下り、雷鳥沢を劔御前小屋まで約500mの登り。

雷鳥沢には、一人だけ先行する登山者の姿が見える。途中で追い抜く。

途中1回だけ5分休憩。

 

8時10分、劔御前小屋に到着。

小屋の前で写真を撮ったりしながら、休憩。

小屋の前から見た「剱岳」。

剱御前小屋の前から剱岳
上の画像をクリックすると大サイズ(3840*2405)画像を表示

 

遠くに見える薬師岳をバックに「私」。

遠くに見える薬師岳をバックに「私」
上の画像をクリックすると大サイズ(3840*2408)画像を表示

 

青空が広がり、天気は良い方に変わりつつある。今日は、剱沢を滑ることにする。

剱岳をバックに剱沢へ滑り出す前の「私」。

剱岳をバックに剱沢へ滑り出す前の「私」
上の画像をクリックすると大サイズ(3840*2387)画像を表示

左下に見える山小屋は「剣山荘」、「剱澤小屋」は剱沢の真ん中方向、上の写真では右下。

 

9時、剱沢を滑り始める。剱澤小屋まで標高差約350m。

青空と黒い岩壁と白い大斜面。快適そのもの。

目の前の剱岳がぐんぐん大きくなる。

目の前に迫る前剱と剱岳。

目の前に迫る前剱と剱岳
上の画像をクリックすると大サイズ(3840*2451)画像を表示

 

途中の大岩の上にザックを置いて空身になり、真下に見えている剱沢小屋に向かって滑る。

天気はますます良くなり、ほとんど雲のない青空。

剱沢の真ん中は擂鉢の底にいるようで物凄く暑い。

瞬く間に剱澤小屋に着く。

 

小屋は雪崩にやられて半壊状態。小屋の人が、破壊された一部を雪の中から掘り出しているところだった。

小屋より下は、中央の雪面が波板状になっているし、あまり下ると登り直すのが大変なので、ここを終点とする。

すぐにスキーを担ぎ、劔御前小屋へ向けて登り直す。約350mの直登。

途中、ザックを回収。

 

リフトのあるゲレンデでは、滑ったところを登り直すことはまずないので、この登りは心理的に結構きつい。

空は黒っぽいような青、前剱、剱岳、後立山連峰が美しい。

 

登り切ると休みもそこそこに、再び滑りに向かう。

2本目は、劔御前小屋から前剱へ向かって2つ目のピークから滑ることにした。

そこで、タイマーで自撮りした写真。

劔御前小屋から前剱へ向かって2つ目のピークで「私」
上の画像をクリックすると大サイズ(2411*3840)画像を表示

 

尾根の西側には、前剱からの落ちる岩稜の向こうに毛勝三山の姿が見えた。

2枚の写真を合成。

前剱からの落ちる岩稜の向こうに毛勝三山の姿が見えた
上の画像をクリックすると大サイズ(3218*3840)画像を表示

 

ここの滑り出しのピーク直下は、ちょうど午前中の日差しを正面に受けて表面だけが柔らかくなり、板状に切れてズルズルと小さく雪崩た。これを右に大きく避けて、剱澤小屋目指して滑り出す。

2本目はリラックスして滑れた。

 

剱澤小屋からの登り直しはやはり辛い。

時々口に入れるのは板チョコと水だけなのでお腹が減った。ザックには非常食のコンデンスミルクとサラミソーセージがあるが、これには手を付けてはならない。

 

劔御前小屋に着いて、何か甘味はないか尋ねたら「みかんの缶詰」があるとのことで、それを買って食べた。この世にこんな美味いものがあるのかと思えた。

もう1本滑るかどうかちょっと迷ったが、無理せず体調と気分の良いところで止めておくことにした。そう決めて、小屋で昼食を頼めるかどうか聞いたら「うどんなら直ぐに出来る」ということで作ってもらった。うどんの熱い出汁が美味い。

すぐに下るのが勿体なくて、風景を眺めながらしばらく休憩。

 

13時、雷鳥沢を滑る。標高差は500mほど。左右前に視界を遮るものが何もない広い斜面なので、思い切って大きく回しているがスピードがそれほど出ているようには感じない。丁寧に滑って6分ほどで称名川まで下った。

称名川の流れと大日尾根。

称名川の流れと大日尾根
上の画像をクリックすると大サイズ(3840*2451)画像を表示

ここまで下ると小屋が近くにあるのでスキーヤーが多い。通りかかった人にシャッターを押してもらった。

 

雷鳥荘下のTバーリフトが動き出したので、山荘に戻り荷物をおいて滑りに出る。ちょうど相部屋の人が下山するところだったので、見送ってから、Tバーリフトを3回使って滑ったが、午前中の500m+350m+350m(計1200m)の登りが堪えたのか、あくびばかり出るのでハイマツの中で日向ぼっこで昼寝。

 

今日上り下りした雷鳥沢の全景。

雷鳥沢の全景
上の画像をクリックすると大サイズ(2457*3840)画像を表示

 

Tバーリフト横のハイマツ帯から現れた雷鳥。

Tバーリフト横のハイマツ帯から現れた雷鳥
上の画像をクリックすると大サイズ(2439*3840)画像を表示

 

16時に山荘に戻った。

 

思った以上に快適な一日だった。

天気予報では、明日も好天が続きそうだ。

 

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