2020年7月9日(木曜日)。Free3D.comからダウンロードした自転車の3Dモデリングデータ、"Road Bike by bananasbooty"を、"Blender"と"PoseRay"と"Metasequoia"を使って加工・データ変換し、"POV-Ray"でレンダリングしました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
ダウンロードファイル名は"41-bikered.rar"、そのファイルサイズは0.64MB。最近のデータでは珍しいことに、1MB未満の小さなデータです。アンパックして出来た3Dデータのフォーマットは案内の通りblendでした。
私はこのデータを"POV-Ray"に持ち込みたいので、次のような手順を踏んでデータを変換します。
"Blender"で読み込み、objフォーマットでエクスポート。
そのobjフォーマットデータを"PoseRay"で読み込んで、"POV-Ray"へエクスポート。
"Blender"で読み込みました。
ロードバイク以外に、周囲に環境設定用のオブジェクトがあれこれ配置されていますが、ここではそのままの姿で全てobjフォーマットでエクスポートしました。
そのobjフォーマットデータを"PoseRay"で読み込みました。
読み込み時のエラーなどはありません。
ただ、ポリゴングループとmaterialのそれぞれの区分けの仕方が、ロードバイクのデータだけ取り出したいという私の希望には合わず、"PoseRay"の機能だけではどうしてもロードバイクの本体だけのデータにすることが出来ませんでした。
そこで、ポリゴンの操作に長けた"metasequoia"を使って、ロードバイク本体以外のデータを削除する作業を行いました。
ロードバイク本体のデータだけになったところ。
これを、objフォーマットでエクスポート。
"PoseRay"で読み込み、materialを自分流に変更。
リムには次の画像データをマッピング。他のロードバイクのデータで使われていたものを流用。
フレームには、次のファイバーメッシュ風の画像をマッピング。
これらの修正を終えて、表示位置・表示サイズを調整した"PoseRay"の最終プレビュー画面。
これを"POV-Ray"へエクスポートし、"POV-Ray v3.7"でレンダリングしました。
その画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせを行いました。
その画像。
ここでのグリッドは、0.5unit=0.5mです。
スケール合わせ後の"POV-Ray"シーンファイルをincludeファイル化し、プライベートな"POV-Ray"オブジェクトライブラリに保存しました。これで、この"Road Bike by bananasbooty"を、"POV-Ray"の部品として何時でもシーンに組み込むことが出来るようになりました。
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