2008.09.12 Friday
多景島が目的地だったのに。。。
2008年9月12日(金曜日)。前回琵琶湖へセーリングに出かけたのは8月22日。今日は、3週間ぶりの琵琶湖です。8月29日(金曜日)に夏風邪を引いて、体調が回復するのにまるまる1週間もかかり、結局この夏風邪の所為で、琵琶湖へ出かけられるチャンスを二度ふいにしてしまいました。そんなこともあって、今日はウキウキとして出かけました。
JR湖西線和邇駅から志賀ヨットクラブまでの農道沿いでは、もう稲刈りが始まっていました。刈り取りが終わり、細かく刻まれた稲わらが燃やされて黒くなった田圃もありました。
ちょうど稲刈りの始まった田圃の横を通りましたので、その様子をデジカメでパチリ(^_^)。
天気は、晴れ。朝の天気予報では、北西〜北の風が、南湖では午後3m/秒、北湖の東岸で午後4m/秒というようなところでした。
天気予報の風速よりも湖上では強めになることが多いので、この風だと多景島あたりまでリーチングの一本コースで行けそうです(非常に希望的な観測ですが)。
そこで、今日の目的地は多景島。
10時15分出港。
掘割から沖の桟橋横をとおり、沖のエリを通過したあたりでセールを上げました。この辺りでは東から湖面が大き目の縮緬皺になる程度の風が吹いています。スムーズにセーリングに移れる風のはずです。風位から僅かにバウを落としてメインセールにジブセールを上げて、クローズホールドのセールのトリムを決めました。普通なら艇が、スムーズにクローズホールドのラインに乗ってスルスルと走り出すはずなのですが、何故か走りが悪く、しかも舵を中位に保つとバウがどんどん風下に落ちてゆきます。酷いリーウェイの状況です。マストのレーキが変わったわけでもないし、セールが変わったわけでもないし、セールのトリムは何時ものとおりだし、分けがわかりません。無理矢理タックしてみたら、全く同じで、クローズホールドのコースを保とうとすると、殆どタックに入るときの様な風上向けの舵の状態になってしまいます。
仕方がないので、一度セールを降ろして、機走で桟橋に着けて調べることにしました。携帯電話でクラブのスタッフの方に連絡したところ、藻が絡んでいるのかもしれないので、桟橋に寄せるようにとの事。
反転して機走に移りましたが、フルスロットルにしても全く走りが悪いです。出港時は、微速でしたから機走の走りの悪さを感じていませんでしたが、これはキールに何か絡まっているのかもしれません。
桟橋に寄せると、舫う前にスタッフの方が艇の横から水面を通してキールとラダーを見てくれました。「キールが真っ黒に見えるので、多分大きな藻の塊を引っ掛けているようだ。フルアスターンで走ってみるように。」との指示。そのとおりに、フルアスターンでちょっと走って、再び桟橋に寄せてキールとラダーを見てもらったら、今度はキールが白く見えているとの事。桟橋の端に、キールから外れたと思われる、大きなカナダ藻の塊が浮いてきました。これをキールに絡めたままで走っていたのですね。そこまで気が回りませんでした。
昨年まで乗っていた20f艇はピボット式のセンターボード艇で、ラダーはアウトラダーでこれもキックアップ式でしたから、藻が絡むことは殆どありませんでした。大きな藻などを引っ掛けるとその抵抗でセンターボードが後ろに振れて、藻が掛からずに流れてゆく感じです。ですから、11年間その20f艇に乗っていて藻に悩まされたことはありませんでした。
キールに藻を絡めたままで走ったらこういうことになるのかと、実体験で勉強させてもらいました。
こんなことで40分ほどロス。再帆走に移ったのは、11時前です。風は、東北東〜北東で、微風、艇速は2.2km/h。風は段々落ちてゆきます。これでは多景島などへは届くはずもありません。それでも、弱い北東風に合わせて、クローズホールドを決め、地道に上って行きます。波が全く無いので、波によるロスは無く、微風でもそろそろと進むだけましです。この間に、昼食も終えました。
12時20分ごろ、やっと風が少し出てきて志賀沖観測塔をかわしたのが12時40分。その後は、艇速が一時7.5km/h程度までになりました。これもわずか20分ほど。その後、風に合わせて、また微風の晴れ間のセーリングは陽射しで暑いので蔭を求めて、5度のタックでやっと沖島北西側に近付いてきました。
この時が15時。
この後、もう少し沖島北西側に近付いたところで、15時20分。時間切れで、反転して帰港することにしました。結局、今日の風は微風の北東風のまま、ずーっと真上りの状態でした。このままランニングで帰ったら何時間も掛かるので、セールを降ろし機走にしました。弱いながら真追っ手の風での機走なので、10km/hほどの速度が出ます。復航の見積もり時間は1時間半。
16時35分、志賀ヨットクラブ沖。
16時45分着桟。
JR湖西線和邇駅から志賀ヨットクラブまでの農道沿いでは、もう稲刈りが始まっていました。刈り取りが終わり、細かく刻まれた稲わらが燃やされて黒くなった田圃もありました。
ちょうど稲刈りの始まった田圃の横を通りましたので、その様子をデジカメでパチリ(^_^)。
天気は、晴れ。朝の天気予報では、北西〜北の風が、南湖では午後3m/秒、北湖の東岸で午後4m/秒というようなところでした。
天気予報の風速よりも湖上では強めになることが多いので、この風だと多景島あたりまでリーチングの一本コースで行けそうです(非常に希望的な観測ですが)。
そこで、今日の目的地は多景島。
10時15分出港。
掘割から沖の桟橋横をとおり、沖のエリを通過したあたりでセールを上げました。この辺りでは東から湖面が大き目の縮緬皺になる程度の風が吹いています。スムーズにセーリングに移れる風のはずです。風位から僅かにバウを落としてメインセールにジブセールを上げて、クローズホールドのセールのトリムを決めました。普通なら艇が、スムーズにクローズホールドのラインに乗ってスルスルと走り出すはずなのですが、何故か走りが悪く、しかも舵を中位に保つとバウがどんどん風下に落ちてゆきます。酷いリーウェイの状況です。マストのレーキが変わったわけでもないし、セールが変わったわけでもないし、セールのトリムは何時ものとおりだし、分けがわかりません。無理矢理タックしてみたら、全く同じで、クローズホールドのコースを保とうとすると、殆どタックに入るときの様な風上向けの舵の状態になってしまいます。
仕方がないので、一度セールを降ろして、機走で桟橋に着けて調べることにしました。携帯電話でクラブのスタッフの方に連絡したところ、藻が絡んでいるのかもしれないので、桟橋に寄せるようにとの事。
反転して機走に移りましたが、フルスロットルにしても全く走りが悪いです。出港時は、微速でしたから機走の走りの悪さを感じていませんでしたが、これはキールに何か絡まっているのかもしれません。
桟橋に寄せると、舫う前にスタッフの方が艇の横から水面を通してキールとラダーを見てくれました。「キールが真っ黒に見えるので、多分大きな藻の塊を引っ掛けているようだ。フルアスターンで走ってみるように。」との指示。そのとおりに、フルアスターンでちょっと走って、再び桟橋に寄せてキールとラダーを見てもらったら、今度はキールが白く見えているとの事。桟橋の端に、キールから外れたと思われる、大きなカナダ藻の塊が浮いてきました。これをキールに絡めたままで走っていたのですね。そこまで気が回りませんでした。
昨年まで乗っていた20f艇はピボット式のセンターボード艇で、ラダーはアウトラダーでこれもキックアップ式でしたから、藻が絡むことは殆どありませんでした。大きな藻などを引っ掛けるとその抵抗でセンターボードが後ろに振れて、藻が掛からずに流れてゆく感じです。ですから、11年間その20f艇に乗っていて藻に悩まされたことはありませんでした。
キールに藻を絡めたままで走ったらこういうことになるのかと、実体験で勉強させてもらいました。
こんなことで40分ほどロス。再帆走に移ったのは、11時前です。風は、東北東〜北東で、微風、艇速は2.2km/h。風は段々落ちてゆきます。これでは多景島などへは届くはずもありません。それでも、弱い北東風に合わせて、クローズホールドを決め、地道に上って行きます。波が全く無いので、波によるロスは無く、微風でもそろそろと進むだけましです。この間に、昼食も終えました。
12時20分ごろ、やっと風が少し出てきて志賀沖観測塔をかわしたのが12時40分。その後は、艇速が一時7.5km/h程度までになりました。これもわずか20分ほど。その後、風に合わせて、また微風の晴れ間のセーリングは陽射しで暑いので蔭を求めて、5度のタックでやっと沖島北西側に近付いてきました。
この時が15時。
この後、もう少し沖島北西側に近付いたところで、15時20分。時間切れで、反転して帰港することにしました。結局、今日の風は微風の北東風のまま、ずーっと真上りの状態でした。このままランニングで帰ったら何時間も掛かるので、セールを降ろし機走にしました。弱いながら真追っ手の風での機走なので、10km/hほどの速度が出ます。復航の見積もり時間は1時間半。
16時35分、志賀ヨットクラブ沖。
16時45分着桟。
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