KOKAの頭に泡のように浮かんだ思い・考え、口を衝いて出るつぶやき・ぼやき、等などを詰め込んだスクラップブックのようなブログ。でもやっぱり話題は、趣味の3DCG・ヨット・スキーのことが主になるかも。何故か、花や木の話題も多かったりする(^_^)。
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1972年5月30日、立山スキー行6日目(雷鳥荘〜大阪)

(注:2020年の新型コロナウィルスに関わる自粛で自宅に籠もっている間、30〜50年ほど前のネガ・紙焼きの写真をスキャンしたものを修復加工し、古い山日記のデータと合わせて手直し、ブログ化)

 

1972年5月30日(火曜日)。下山の日だが、朝からものすごい風と雨。横殴りの風雨が斜面を這い上ってくる感じだ。

とても外に出られる天気ではない。この分だと今日の下山は無理かもしれない。

7時30分、朝食。

暫く様子を見る。

小屋の人が、下山客をバスターミナルまで送ってくれることになったようだ。

1回目は9時出発とのこと。皆で一緒に下るらしい。私の下山予定日は明日だけれど、この天気では無駄に一日を潰すことになるので、予定を早めて一緒に下ることにする。同室の人も同様に下山日を繰り上げて下ることにしたようだ。

雨具は、学生時代のポンチョしか持って来なかったので、小屋で新品のセパレートタイプの完全防水のものを買う。濡れることを覚悟してスキーウエアに上下の雨具を着込んだ。足元は登山靴。スキー靴は大型ザックに入れ、スキーは剥き出しで担いで出発。風雨がひどく、ターミナルまでたっぷり40分掛かった。

雨具を脱ぎ乾いた服に着替えて、バスに乗る。

 

お昼に富山に着き、「特急雷鳥」に乗り、夕刻には帰阪。

 

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1972年5月29日、立山スキー行5日目(一ノ越〜御山谷〜東一ノ越〜タンボ平〜黒部平駅)

(注:2020年の新型コロナウィルスに関わる自粛で自宅に籠もっている間、30〜50年ほど前のネガ・紙焼きの写真をスキャンしたものを修復加工し、古い山日記のデータと合わせて手直し、ブログ化)
 

1972年5月29日(月曜日)。5時45分起床。雲は少ないがガスが出ていて、昨日ほどの好天ではないようだ。

朝食を済ませ7時に出発。

今日は、一ノ越から御山谷を下り、東一ノ越からタンボ平を経て立山ロープウェイの黒部平駅まで滑るつもり。

昨日、今日と山荘を出るのは一番早い。

今日は雪が良く締まっていて、スキー靴でも歩きやすい。

一ノ越への登りは、踏み跡をたどると歩くリズムを強制されて返って疲れるのでこれは避け、新しい雪面を歩く。

雲はいつの間にか少なくなり、素晴らしい青空の天気になった。

 

8時10分過ぎに一ノ越に着く。(雷鳥荘の標高2370m、一ノ越標高2705m、標高差335m。)

登ってきたルートを振り返り、室堂と大日尾根を撮った。

登ってきたルートを振り返り、室堂と大日尾根を撮った
上の画像をクリックすると大サイズ(3840*2405)画像を表示

 

御山谷へ入る前に、近くに居た人に撮ってもらった私の写真と龍王岳の写真を一枚に合成。

「私」と龍王岳の写真を合成
上の画像をクリックすると大サイズ(3840*1800)画像を表示

私の頭のすぐ後ろ遠くに槍ケ岳・穂高連峰、龍王岳左下遠くに笠ヶ岳も見える。

 

御山谷は綺麗に雪がついていて、滑るのに実に良さそうだ。後から来た登山者が、一人で御山谷を下っていった、見ていると雪に埋まった夏道のある辺りを東一ノ越へ向かっている。

スキーヤーが数人登ってきたが、登ってきたコースを室堂へ向けて滑べるようだ。

 

ゆっくり休憩して、9時に滑り出す。

谷は広々としていてシュプールもなく実に滑りやすい。

御山谷の真ん中から龍王岳を見上げたところ。

御山谷の真ん中から龍王岳を見上げたところ
上の画像をクリックすると大サイズ(3840*2405)画像を表示

 

快調に滑っていて、もう少しで東一ノ越へのトラバース高度を通り過ぎるところだった。

谷の中央から緩い斜滑降で、東一ノ越への夏道が見えている地点までトラバース。

東一ノ越まではあと僅かだが、この間はスキーを脱いで歩くしかない。東一ノ越からタンボ平への雪斜面に関しては全く知見がないので、とりあえずスキーをデポして東一ノ越まで歩いて様子を見てみることにした。

夏道は意外に良く整備されていてフラットで、スキー靴でも歩きやすく10分弱で到着。東一ノ越からは立山東面が見渡せ、立山ロープウェイの全景が見える。タンボ平までのスロープの雪は非常に良さそうで、直ぐにここを滑ることに決める。

 

引き返し、10分ほどでスキーのデポ地点へ戻る。

暫く休んで、10時にスキーを担いで、再び東一ノ越へ向かう。

東一ノ越で、沢山写真を撮った。

 

東一ノ越から振り返って見た龍王岳と鬼岳。

東一ノ越から振り返って見た龍王岳と鬼岳
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立山東面とタイマーで撮った自撮り写真を合成。

立山東面とシャッターで撮った自撮り写真を合成
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立山ロープウェイの大観峰駅と黒部平駅の入った2枚の写真を合成。

立山ロープウェイの大観峰駅と黒部平駅、2枚の写真を合成
上の画像をクリックすると大サイズ(3840*1664)画像を表示

後立山連峰には、右から鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳と続き、白馬鑓ヶ岳・杓子岳が重なりその後ろに白馬岳が僅かに見える。

 

ジュースを飲んで元気をつけ、スキーを履いた。

東一ノ越からの出だしはかなり急なので、右へ斜滑降で逃げ、キックターンで左へ長い斜滑降をの後、大きく回りながら自由にシュプールを描き、コースを左手寄りに維持することを意識しながら、ロープウエイ中間直下あたりを目安にどんどん滑り下る。

 

タンボ平の半ばから見た大観峰駅とロープウェイのゴンドラ。

タンボ平の半ばから見た大観峰駅とロープウェイ
上の画像をクリックすると大サイズ(3840*2374)画像を表示

 

ロープウェイ中間下まで来たので、カメラを出す。ロープウェイの乗客が盛んに手を振っているのが見える。

ロープウェイ中間下から見上げた大観峰駅とロープウェイのゴンドラ
上の画像をクリックすると大サイズ(2395*3840)画像を表示

 

黒部平駅の南側から滑ってきた一ノ越とタンボ平を見上げる。

黒部平駅の南側から一ノ越とタンボ平を見上げる
上の画像をクリックすると大サイズ(3840*2395)画像を表示

 

黒部平駅の南側から立山東面を見上げる。

黒部平駅の南側から立山東面を見上げる
上の画像をクリックすると大サイズ(3840*2405)画像を表示

 

大観峰と黒部平の駅の建物が予想していたよりずっと大きくて驚いた。

 

10時50分過ぎに、黒部平駅南側でスキーを脱いだ。

食堂でカレーを食べたが、高い割に美味くない。残念。

乗り場の職員さんに写真を撮ってもらったり、周囲の山の写真を撮ったりした。

黒部平駅から見た針ノ木岳と黒四ダム。

黒部平駅から見た針ノ木岳と黒四ダム
上の画像をクリックすると大サイズ(2449*3840)画像を表示

 

 

12時10分発の、ロープウェイに乗るのは、私と山歩きスタイルの若い女性の3名だけ。

黒部平駅から室堂までの運賃は、ロープウエイ600円、バス1000円、スキーの手荷物料金がそれぞれに100円で、合計で1800円。なんと高い運賃だこと。(因みにこれを編集した2020年6月現在では、3520円で手荷物料金はなし。)

ただ、眺めは素晴らしい。

乗車中に撮った写真。

黒部平駅を見下ろす。正面は赤沢岳。

黒部平駅を見下ろす
上の画像をクリックすると大サイズ(2441*3840)画像を表示

 

大観峰駅を見上げる。

大観峰駅を見上げる
上の画像をクリックすると大サイズ(2418*3840)画像を表示

 

大観峰12時30分発のバスに乗って10分で室堂に着く。

 

13時過ぎに雷鳥荘に帰り着いたら、小屋の前で、立山入りした26日と昨日、劔御前小屋で一緒だった人達と出会う。一ノ越から御山谷・タンボ平を滑った話をすると、今からそちらへ向かうことにすると言う。午後に入ってからで大丈夫か?と一瞬疑問が浮かんだけれど、滑りは上手い人達だから大丈夫だろう。(自分も何かあれば軽率と言われかねない単独行だから、人様の行動をとやかく言える立場ではない。)

 

雷鳥荘で美味しいうどんの昼食の後、カメラを持って遊びにでる。

雷鳥沢全景。

雷鳥沢全景
上の画像をクリックすると大サイズ(2439*3840)画像を表示

 

立山全景。

立山全景
上の画像をクリックすると大サイズ(3840*2405)画像を表示

 

ハイマツの中で昼寝。

 

16時に一番で綺麗な風呂に入る。日焼けした顔が痛い。

 

夕日に照らされた立山。

夕日に照らされた立山
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大日尾根の肩に沈む夕日。

大日尾根の肩に沈む夕日
上の画像をクリックすると大サイズ(3840*2395)画像を表示

 

夜は、小屋の人達とギターで歌を歌って盛り上がった。

 

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1972年5月28日、立山スキー行4日目(雷鳥荘〜雷鳥沢〜剱沢〜剱澤小屋・往復)

(注:2020年の新型コロナウィルスに関わる自粛で自宅に籠もっている間、30〜50年ほど前のネガ・紙焼きの写真をスキャンしたものを修復加工し、古い山日記のデータと合わせて手直し、ブログ化)

 

1972年5月28日(日曜日)。早朝、ガスが晴れ青空が見えだす。風はまだあるが、今日は良い天気になりそうだ。

早めに朝食を終え、7時に出発。今日は、雷鳥沢を登って、天気が良ければ剱沢を滑るつもり。雷鳥荘から称名川へ約100m強を下り、雷鳥沢を劔御前小屋まで約500mの登り。

雷鳥沢には、一人だけ先行する登山者の姿が見える。途中で追い抜く。

途中1回だけ5分休憩。

 

8時10分、劔御前小屋に到着。

小屋の前で写真を撮ったりしながら、休憩。

小屋の前から見た「剱岳」。

剱御前小屋の前から剱岳
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遠くに見える薬師岳をバックに「私」。

遠くに見える薬師岳をバックに「私」
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青空が広がり、天気は良い方に変わりつつある。今日は、剱沢を滑ることにする。

剱岳をバックに剱沢へ滑り出す前の「私」。

剱岳をバックに剱沢へ滑り出す前の「私」
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左下に見える山小屋は「剣山荘」、「剱澤小屋」は剱沢の真ん中方向、上の写真では右下。

 

9時、剱沢を滑り始める。剱澤小屋まで標高差約350m。

青空と黒い岩壁と白い大斜面。快適そのもの。

目の前の剱岳がぐんぐん大きくなる。

目の前に迫る前剱と剱岳。

目の前に迫る前剱と剱岳
上の画像をクリックすると大サイズ(3840*2451)画像を表示

 

途中の大岩の上にザックを置いて空身になり、真下に見えている剱沢小屋に向かって滑る。

天気はますます良くなり、ほとんど雲のない青空。

剱沢の真ん中は擂鉢の底にいるようで物凄く暑い。

瞬く間に剱澤小屋に着く。

 

小屋は雪崩にやられて半壊状態。小屋の人が、破壊された一部を雪の中から掘り出しているところだった。

小屋より下は、中央の雪面が波板状になっているし、あまり下ると登り直すのが大変なので、ここを終点とする。

すぐにスキーを担ぎ、劔御前小屋へ向けて登り直す。約350mの直登。

途中、ザックを回収。

 

リフトのあるゲレンデでは、滑ったところを登り直すことはまずないので、この登りは心理的に結構きつい。

空は黒っぽいような青、前剱、剱岳、後立山連峰が美しい。

 

登り切ると休みもそこそこに、再び滑りに向かう。

2本目は、劔御前小屋から前剱へ向かって2つ目のピークから滑ることにした。

そこで、タイマーで自撮りした写真。

劔御前小屋から前剱へ向かって2つ目のピークで「私」
上の画像をクリックすると大サイズ(2411*3840)画像を表示

 

尾根の西側には、前剱からの落ちる岩稜の向こうに毛勝三山の姿が見えた。

2枚の写真を合成。

前剱からの落ちる岩稜の向こうに毛勝三山の姿が見えた
上の画像をクリックすると大サイズ(3218*3840)画像を表示

 

ここの滑り出しのピーク直下は、ちょうど午前中の日差しを正面に受けて表面だけが柔らかくなり、板状に切れてズルズルと小さく雪崩た。これを右に大きく避けて、剱澤小屋目指して滑り出す。

2本目はリラックスして滑れた。

 

剱澤小屋からの登り直しはやはり辛い。

時々口に入れるのは板チョコと水だけなのでお腹が減った。ザックには非常食のコンデンスミルクとサラミソーセージがあるが、これには手を付けてはならない。

 

劔御前小屋に着いて、何か甘味はないか尋ねたら「みかんの缶詰」があるとのことで、それを買って食べた。この世にこんな美味いものがあるのかと思えた。

もう1本滑るかどうかちょっと迷ったが、無理せず体調と気分の良いところで止めておくことにした。そう決めて、小屋で昼食を頼めるかどうか聞いたら「うどんなら直ぐに出来る」ということで作ってもらった。うどんの熱い出汁が美味い。

すぐに下るのが勿体なくて、風景を眺めながらしばらく休憩。

 

13時、雷鳥沢を滑る。標高差は500mほど。左右前に視界を遮るものが何もない広い斜面なので、思い切って大きく回しているがスピードがそれほど出ているようには感じない。丁寧に滑って6分ほどで称名川まで下った。

称名川の流れと大日尾根。

称名川の流れと大日尾根
上の画像をクリックすると大サイズ(3840*2451)画像を表示

ここまで下ると小屋が近くにあるのでスキーヤーが多い。通りかかった人にシャッターを押してもらった。

 

雷鳥荘下のTバーリフトが動き出したので、山荘に戻り荷物をおいて滑りに出る。ちょうど相部屋の人が下山するところだったので、見送ってから、Tバーリフトを3回使って滑ったが、午前中の500m+350m+350m(計1200m)の登りが堪えたのか、あくびばかり出るのでハイマツの中で日向ぼっこで昼寝。

 

今日上り下りした雷鳥沢の全景。

雷鳥沢の全景
上の画像をクリックすると大サイズ(2457*3840)画像を表示

 

Tバーリフト横のハイマツ帯から現れた雷鳥。

Tバーリフト横のハイマツ帯から現れた雷鳥
上の画像をクリックすると大サイズ(2439*3840)画像を表示

 

16時に山荘に戻った。

 

思った以上に快適な一日だった。

天気予報では、明日も好天が続きそうだ。

 

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1972年5月27日、立山スキー行3日目(雨、雷鳥荘で沈殿)

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1972年5月27日(土曜日)。昨夜遅くから雨の音がしてかなり強い風が吹いていたが、今朝は雨は小降りになり空はすこし明るくなってきた。だが、ガスが掛かって視界は非常に悪い。

7時に朝食。時々雨がみぞれになる。今日は一日中だめだと思う。

 

午前中も霧雨が続き、ガスで視界は無し。

部屋は、2名増えて男4人の相部屋。

 

16時半頃、風呂に入る。ここの風呂は下の地獄谷から引いてくる温泉。最高に気持ち良い。

 

夕方にやっとガスが薄くなり、室堂乗越が見える。奥大日岳の上部、立山はガスに隠れている。相変わらず霧雨が続く。

 

17時半から夕食。一日中、体を動かしていないので食欲があまりない。

 

明日の好天を期待して、早めに就寝。

 

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1972年5月26日、立山スキー行2日目(雷鳥荘〜雷鳥沢〜劔御前小屋・往復)

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1972年5月26日(金曜日)。6時20分、夜行の「寝台急行つるぎ」富山駅着。車掌が時間の余裕を見て起こしてくれて慌てずに下車できた。駅の売店で「ますのすし」を買い、地鉄の特急の中で食べる。

ケーブル、バスを乗り継ぎ、9時過ぎに室堂のバスターミナルに着く。このバスターミナルもやっと完成に近づいたようだ。

ターミナルを抜けて、雪の上を雷鳥荘へ向かう。10時30分過ぎに雷鳥荘到着。213号室。今の所、一人だけ。

立山・室堂周辺は、上空に薄い雲があるけれど天気は安定して風は弱く晴れ。

11時から、小屋横の称名川へ向いた短い斜面で滑る。丁度、Tバーリフトを取り付けるところで、ワイアロープを引っ張るのを手伝わされた。お礼にと1回目は無料。

すぐに小屋に戻って昼食。

 

食後すぐに、ザックにカメラ、ジュースなどを入れて雷鳥沢を劔御前小屋まで登ることにした。雷鳥荘の標高は2370m、称名川まで約110mほど下り、雷鳥沢を劔御前小屋まで高度差500mを登る。1ピッチ20分で、中間のハイマツ帯。5分休憩。

そこで撮った3枚の写真を合成した「一ノ越・室堂・地獄谷」。

一ノ越・室堂・地獄谷
上の画像をクリックすると大サイズ(3840*2500)画像を表示

 

ほぼ同じ位置で撮った「立山」。

立山
上の画像をクリックすると大サイズ(3840*2395)画像を表示

 

一緒に休憩した人に撮ってもらった「私」。

休憩中の私
上の画像をクリックすると大サイズ(3840*2390)画像を表示

 

同じく、大日尾根をバックに「私」。

大日尾根をバックに私
上の画像をクリックすると大サイズ(3840*2402)画像を表示

 

13時15分、劔御前小屋(注1)に到着。1時間10分で登り切った。小屋の前で剱岳の写真を撮ったり、居合わせた人に写真を撮ってもらったりした。

劔御前小屋の前の私。

劔御前小屋の前の私
上の画像をクリックすると大サイズ(3840*2413)画像を表示

 

劔御前小屋の前、剱沢側で剱岳をバックにした私(居合わせた人に撮ってもらった)。

剱岳をバックにした私
上の画像をクリックすると大サイズ(3840*2402)画像を表示

立山から北側は、午後になってガスが出てきて見通しが悪くなってきた。天気は下り坂。

 

下りはあっけないほど早い。14時には滑り降り、1時間ほどハイマツの間で日向ぼっこ。

Tバーリフトが動いていた。

Tバーリフトが動いていた
上の画像をクリックすると大サイズ(2390*3840)画像を表示

これに2回乗る。

 

明日以降のことがあるので早めに小屋に引き上げて休む。今シーズンはかなり栂池で滑っているので(注2)、滑りの調子は非常に良い。
男性1名、相部屋になる。
夕食は早めに終え、横になるとすぐに眠った。
注1:現在はホームページなどを見ると「剱御前小舎」となっていますが、当時の小屋の看板には写真で見る通り「劔御前小屋」と書かれてありました。
注2:このシーズンの栂池行、1971年12月13日〜15日、1972年1月9日〜13日、1972年1月28日〜2月2日、1972年2月27日〜3月1日、1972年3月12日〜3月15日。週末に加え休暇が取れる限り栂池に出かけていたようです。

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