2000.07.26 Wednesday
2000年7月26日の感動(猪名川の自然)
2000年7月26日(水曜日)。昨日の雨でちょっと涼しくなった猪名川東岸の土手をマウンテンバイクで走りました。
上の画像をクリックすると大サイズ(3124*422)の写真を表示
この辺りが尼崎市(左・南東側)と伊丹市(右・北西側)の境目です。中央からちょっと右よりが六甲山にあたります。
この猪名川は一級河川なので建設省の管理です。日常的な管理業務は地方自治体が行っているのでしょうが、土手などの基本部分以外は、流れや河原には大きく人工的に手を入れることなく、可能な限り自然にまかせてあるように見えます。
比較的涼しかったこともあって、休憩しながら、ゆっくり、ぼんやり周りを見回していました。
すると、頭の上には、ナツアカネの群れが3匹、5匹、しばらくすると小さな群れが集まって30匹、50匹の大きな群れになり、また小さな群れに分かれて、飛んでいます。自転車が走れる開けた河川敷には、スズメとムクドリの群れが集まって何かを啄ばんでいます。
河原の中洲の中に生えている大きな木の上あたりには、数匹のツバメがヒラリヒラリと身を翻して飛んでいます。今度は川を横切るように「ヒーヨ、ヒー、ヒー」とヒヨドリが大きな声で鳴きながら飛んできます。
目の前の叢の後ろには、何本かに別れた流れの一つがありますが、そこには、大小取り混ぜて数匹の亀が、水面に顔を出した石の上に乗っかって甲羅干しをしています。その横では、ゴイサギが、多分オイカワを狙っているのでしょう、首を前後に振りながら今にも嘴で魚を捕らえようとしています。
30分ほど、じーっと静かに腰掛けているだけで、周囲の人間以外の生命の動きが見えてきます。そんな風に『見えてきた』ことが、不思議に感動的でした。
(旧ホームページ、今日の感動から復刻)
上の画像をクリックすると大サイズ(3124*422)の写真を表示
この辺りが尼崎市(左・南東側)と伊丹市(右・北西側)の境目です。中央からちょっと右よりが六甲山にあたります。
この猪名川は一級河川なので建設省の管理です。日常的な管理業務は地方自治体が行っているのでしょうが、土手などの基本部分以外は、流れや河原には大きく人工的に手を入れることなく、可能な限り自然にまかせてあるように見えます。
比較的涼しかったこともあって、休憩しながら、ゆっくり、ぼんやり周りを見回していました。
すると、頭の上には、ナツアカネの群れが3匹、5匹、しばらくすると小さな群れが集まって30匹、50匹の大きな群れになり、また小さな群れに分かれて、飛んでいます。自転車が走れる開けた河川敷には、スズメとムクドリの群れが集まって何かを啄ばんでいます。
河原の中洲の中に生えている大きな木の上あたりには、数匹のツバメがヒラリヒラリと身を翻して飛んでいます。今度は川を横切るように「ヒーヨ、ヒー、ヒー」とヒヨドリが大きな声で鳴きながら飛んできます。
目の前の叢の後ろには、何本かに別れた流れの一つがありますが、そこには、大小取り混ぜて数匹の亀が、水面に顔を出した石の上に乗っかって甲羅干しをしています。その横では、ゴイサギが、多分オイカワを狙っているのでしょう、首を前後に振りながら今にも嘴で魚を捕らえようとしています。
30分ほど、じーっと静かに腰掛けているだけで、周囲の人間以外の生命の動きが見えてきます。そんな風に『見えてきた』ことが、不思議に感動的でした。
(旧ホームページ、今日の感動から復刻)
JUGEMテーマ:日記・一般