KOKAの頭に泡のように浮かんだ思い・考え、口を衝いて出るつぶやき・ぼやき、等などを詰め込んだスクラップブックのようなブログ。でもやっぱり話題は、趣味の3DCG・ヨット・スキーのことが主になるかも。何故か、花や木の話題も多かったりする(^_^)。
<< January 2002 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
pc
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
LINKS
PROFILE
MOBILE
qrcode
2002年1月12日の感動(猪名川の歌碑)
2002年1月12日(土曜日)。 このところの寒さは何処に行ったんだろうと思われるほどの暖かな一日です。六甲山や池田の五月山が花曇の頃のように霞んでいます。
今日は、マウンテンバイクで 猪名川土手を、猪名川公園から池田市の北まで走ってきました。その猪名川公園で万葉歌碑を見つけました。以前jから、なにか石碑があるとは気が付いていたのですが、それが万葉歌碑で 、しかも大学時代に講義を受けたことのある犬養孝先生の筆になるものだとは知りませんでした。
 万葉歌碑(1)
万葉歌碑(2)
犬養先生の万葉の講義は、文学専攻の学生だけでなく他の多くの学部の学生や先生方にも人気のある講義で、新入生の私もこれが大学の講義なのかと感動を覚える初めての受講になりました。その時の歌は、万葉の「岩走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春となりにけるかも」というもので、「滝を大写ししていたカメラをパンして滝の上に移し、ズームアップすると、若緑に萌えるワラビが美しい。春だなー。」という感じで、カメラワークにたとえて、楽しそうに講義され、朗々と謳い上げられたのを思い出しました。

このコースの途中、伊丹市の伊丹空港の西側の土手上に紀貫之の歌碑があります。
紀貫之の歌碑
春から晩秋までは、草叢にうずもれて、横の土手道を通っても気が付かないのですが、冬のこの時期は草が刈られているので、歌碑をゆっくり読むことが出来ます。 公園でもなく、それらしい表示があるでもなく、しかも土手道に直角に横を向いて建てられているので、草叢をそこまで歩いて行かなければ唯の岩としか見えません。
なにか貫之の心情をそのままあらわしているような石碑の置き方です。

(旧ホームページ、今日の感動から復刻)
 
JUGEMテーマ:日記・一般
| 感動 | 23:59 | comments(0) | - |