KOKAの頭に泡のように浮かんだ思い・考え、口を衝いて出るつぶやき・ぼやき、等などを詰め込んだスクラップブックのようなブログ。でもやっぱり話題は、趣味の3DCG・ヨット・スキーのことが主になるかも。何故か、花や木の話題も多かったりする(^_^)。
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2005年7月22日の感動(デュアルコア・プロセッサ)
2005年7月22日(金曜日)。昨夜(21日夜)新しいパソコンが到着しました。Intelのデュアルコア・プロセッサ(Pentium D 840)を載せたPCです。このパソコンの目的は、趣味の3DCG用です。特にデュアルコア・プロセッサに拘ったのは、3DCGソフトとして使用しているPOV-Rayで、マルチコア、マルチCPU対応の並列処理可能なバージョンやツールが本格的に使用できる環境になったからです。

21日は夜遅くまで、本体のセットアップ、LANへの接続、CG関係の各種アプリケーションのインストールなどに費やしました。22日になって、早速各種CGソフトの動作を確認しました。 印象は、とにかく速い、軽快の一語に尽きます。今まで3DCGソフト用に使っていた2台のPCは、Pentium 4(1.8GHz)と Pentium 4(1.6GHz)の2台です。CPUのクロックだけでほぼ倍速ですから、 操作が軽快なのは明らかなのですが、レンダリングしてみるとクロックの高速化以上の速さです。3DCG、特にPOV-Rayのようなレイトレーシング方式のソフトは、CPUとメモリでの演算能力に頼ります。今回 、メモリは、今年の6月頃からほぼ半値近くにまで下がってきたPC2-5300規格のデュアルチャネルDDR2 SDRAMを3GB搭載しました(ちょっと贅沢)。この相乗効果なのでしょうか。

今まで、2台のPCにそれぞれインストールされたPOV-Rayを、SMPOVというソフトで並列稼動させていたのですが、デュアルコア・プロセッサを搭載した、この新しいPCでは、1台のPC上で2個のCPUを使ったのと同じ動きをするはずです。タスクマネージャではパフォーマンス・タブにちゃんと二つのCPUの稼動履歴の窓が表示されています。早速期待をこめてSMPOVを試してみました。

「おお、やった!」。SMPOVに処理すべきPOV-Ray用のデータをドロップすると、ほぼ同時に二つのPOV-Rayが動き始めました。競うように二つのPOV-Rayがレンダリングを進めてゆきます。タスクマネージャでは 、二つのCPUが、それぞれ50%〜100%の間でせっせと演算を続けてゆく様子が見えます。結果は、期待を大きく上回るもので、上出来でした。

レンダリングのテストにと、 データ量も相当あるシーンファイルを選び、出力画像のサイズを1600*1200にして、演算開始しました。すると、2時間ほど経った時に、「Critical Temperature 46−C」というアラームがポップアップしました。これはHDD Healthという、HDDのSMART情報をつかってHDDの稼動状態を常時チェックするソフトの発したメッセージです。このPCに限らず、使用している全てのPCにHDD Healthをインストールしていて、温度については45度を越えたらアラーム表示する設定にしているのです。その時、同時に使用していた古い別のPCのHDD Healthが示す温度は38度でした。室温が33度ほどになっていましたから、慌ててクーラーを入れました。暫くしてて室温が26度くらいになったころには、新しいPCのHDD Healthが示す温度も、室温が下がるのと比例して、40度あたりで落ち着きました。高クロックのCPU、高速のメモリですから発熱量も相当なものなのでしょう。ケースの背部を見るとかなり大きなファンが2個付いていますけれど、このPCを快適に稼動させるためには、室温を適度に涼しく保たねばならないということが分かりました。

Endeavor Pro3300背面の大きなファン
写真を見れば分かるように、本体はEPSON DIRECTのBTO製品(Endeavor Pro3300)です。デュアルコア・プロセッサ+チップセットIntel 955Xの組み合わせで、ショップブランド製品なども複数の組み合わせを検討したのですが、最終的に本体の基本部分(最小構成)は、これに落ち着きました。基本部分は、安心料も込みで、EPSON DIRECTの名をとったというところです。今後、必要に応じ、各種増設を試みることになるでしょう。

主たる目的だった、POV-Rayの並列稼動が、計画どおり、期待どおりに、小気味良く実行できたので、「やった!」と、一人で小さいガッツ・ポーズ。

(旧ホームページ、今日の感動から復刻)
 
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