2008.05.30 Friday
短時間ですが吹かれました
2008年5月30日(金曜日)。
2日前の天気予報では、午前中は曇り午後から雨と言うような予報で、九州南部や四国では梅雨入りの発表です。ところが、昨日から、良い方に予報が外れて、今日は曇り時々晴になりそうです。
朝、7時過ぎの志賀ヨットクラブから見た琵琶湖の様子を、ホームページのライブカメラで見たところです。
風がありません。
9時半過ぎ、志賀ヨットクラブに到着した頃には、朝のライブカメラの様子よりは多少風があるようですが、遠くの所々に漣が見えるだけの微風です。
10時5分出港。
直ぐにセールを揚げましたが、やっとセーリングできる程度の風が、南から東へ北東へ、又南へと目まぐるしく変わります。その度に、風下側デッキに移動してヒールさせ、セールを膨らませるようにして何とか走らせていました。
この超微風の中で、湖面で湧いた小さな羽虫が、いつのまにかデッキやハルの白い部分やセールに一面に止まって、時には顔の周りにもやってくるので、気色の悪いこと。
この状態で30分ほど過ぎた頃、南の琵琶湖大橋方面に黒い風の線が現れ、ぐんぐん広がってくるのが見えました。5分もしないうちに、この風の前縁がやって来て、不規則なブローを含みながら、一気に5m/sを越える風になりました。周囲に風のエリアが広がり、少し安定したら南東で定まりました。この快適な風を受け、クローズホールドで東を目指します。風は南〜南東の間で振れながら次第に強まり、11時ごろには7m/sになり、大きな白波が見える状態になりました。白波が増えてきたところで、1ポイントリーフし、東へのコースを維持しながら、早めの昼食にしました。まだ風が強まりそうですし、吹き出してから時間が経てば波も大きくなるので、食事どころではなくなりますから。と言っても、大きくヒールしたコクピットで、持参した大きなおにぎりを海苔で巻いて、片手に持って頬張りながら、片手はティラーを握りながらの話です(~_~;)。
11時40分ごろ、湖東の湖岸近くの方が浅い所為でしょうか波が悪く見えるので、タックしリーチングで同じコースを戻ります。観測塔の南側をかわしたところで再びタックして、沖島〜白髭の中間、丁度琵琶湖の真ん中を目指すように見える北東のコースを取りました。スタボータックのアビームで快走します。
この間に写したデジカメ写真。
≪ 琵琶湖バレイ・ロープウェイ ≫
中央の打見山へ真っ直ぐに白く光るロープウェイが見えます。このロープウェイは、今年2月から運行している121人乗りの最新鋭のロープウェイです。
≪ 楊梅(やまもも)滝 ≫
岩場の右下に白い縦の筋になって見えているのが"楊梅滝"です。
12時30分ごろ、ワイフがトイレを使いたいと言うので、出来るだけ快適にトイレが出来るようにと、ジブを降ろしました。メインセールの風も少し抜きながら出来るだけ艇をフラットに保つようにして暫く走りました。
ジブを降ろして10分もしないうちに風はますます強まり、東〜南東方向から一面の白波が押し寄せてきました。たまたまジブを降ろしていたので、楽に2ポイントリーフの作業を行いました。しかし、東の沖島方向から来る波と南から来る波が合わさって不規則な波が大きくなり、バウが波を大きく叩く様になってきました。左手で握るティラーの操作を頻繁に行わなければならないし、時折スプレーも浴びるので、この波がだんだん不快になってきました。
そこでタックして、同じコースを引き返すことにしました。波の様子を窺いながら、シートを締めて、クローズリーチに持ち込み、一気にタック。2ポイントリーフのメインセールだけでも、そこそこ走ることが分かりましたし、タックも意外と簡単に出来ることが確認できたのが大収穫でした。
この後は、そのままコースを維持して、真っ直ぐに志賀ヨットクラブを目指しました。この間に短時間ですが今日一番の強い風が吹いて、これは私たちの琵琶湖でのセーリング経験で最も強い風だと感じるものでした。2ポイントのメインセール1枚でも、アビームで見かけの風が前に回ると相当ヒールしました。バウからのスプレーもザバンと来る感じではなくて、飛沫がパシパシと叩くように飛んでくる感じです。
出港届けでは最終帰港時刻を午後4時にしていましたが、風と波で少々疲れたので、軟弱ですが(~_~;)、早めに切り上げることにしました。ワイフと交代でティラーを引きながら、13時45分、志賀ヨットクラブの東沖2kmくらいのところでセールを降ろし、機走で帰港しました。機走中も真横からの風と波で、一人がバウに出て作業すると、船外機が波の上に持ち上がり空転する音がするほどです。志賀ヨットクラブの掘割に入る前の水路は、横風に流されないよう何時もより速めの行き足で通過。14時5分着桟。
早めの帰港だったので、船台の上でゆっくりと時間を掛けて後片付け。
JR湖西線、和邇駅15時46分発の電車で帰りました。
2日前の天気予報では、午前中は曇り午後から雨と言うような予報で、九州南部や四国では梅雨入りの発表です。ところが、昨日から、良い方に予報が外れて、今日は曇り時々晴になりそうです。
朝、7時過ぎの志賀ヨットクラブから見た琵琶湖の様子を、ホームページのライブカメラで見たところです。
風がありません。
9時半過ぎ、志賀ヨットクラブに到着した頃には、朝のライブカメラの様子よりは多少風があるようですが、遠くの所々に漣が見えるだけの微風です。
10時5分出港。
直ぐにセールを揚げましたが、やっとセーリングできる程度の風が、南から東へ北東へ、又南へと目まぐるしく変わります。その度に、風下側デッキに移動してヒールさせ、セールを膨らませるようにして何とか走らせていました。
この超微風の中で、湖面で湧いた小さな羽虫が、いつのまにかデッキやハルの白い部分やセールに一面に止まって、時には顔の周りにもやってくるので、気色の悪いこと。
この状態で30分ほど過ぎた頃、南の琵琶湖大橋方面に黒い風の線が現れ、ぐんぐん広がってくるのが見えました。5分もしないうちに、この風の前縁がやって来て、不規則なブローを含みながら、一気に5m/sを越える風になりました。周囲に風のエリアが広がり、少し安定したら南東で定まりました。この快適な風を受け、クローズホールドで東を目指します。風は南〜南東の間で振れながら次第に強まり、11時ごろには7m/sになり、大きな白波が見える状態になりました。白波が増えてきたところで、1ポイントリーフし、東へのコースを維持しながら、早めの昼食にしました。まだ風が強まりそうですし、吹き出してから時間が経てば波も大きくなるので、食事どころではなくなりますから。と言っても、大きくヒールしたコクピットで、持参した大きなおにぎりを海苔で巻いて、片手に持って頬張りながら、片手はティラーを握りながらの話です(~_~;)。
11時40分ごろ、湖東の湖岸近くの方が浅い所為でしょうか波が悪く見えるので、タックしリーチングで同じコースを戻ります。観測塔の南側をかわしたところで再びタックして、沖島〜白髭の中間、丁度琵琶湖の真ん中を目指すように見える北東のコースを取りました。スタボータックのアビームで快走します。
この間に写したデジカメ写真。
≪ 琵琶湖バレイ・ロープウェイ ≫
中央の打見山へ真っ直ぐに白く光るロープウェイが見えます。このロープウェイは、今年2月から運行している121人乗りの最新鋭のロープウェイです。
≪ 楊梅(やまもも)滝 ≫
岩場の右下に白い縦の筋になって見えているのが"楊梅滝"です。
12時30分ごろ、ワイフがトイレを使いたいと言うので、出来るだけ快適にトイレが出来るようにと、ジブを降ろしました。メインセールの風も少し抜きながら出来るだけ艇をフラットに保つようにして暫く走りました。
ジブを降ろして10分もしないうちに風はますます強まり、東〜南東方向から一面の白波が押し寄せてきました。たまたまジブを降ろしていたので、楽に2ポイントリーフの作業を行いました。しかし、東の沖島方向から来る波と南から来る波が合わさって不規則な波が大きくなり、バウが波を大きく叩く様になってきました。左手で握るティラーの操作を頻繁に行わなければならないし、時折スプレーも浴びるので、この波がだんだん不快になってきました。
そこでタックして、同じコースを引き返すことにしました。波の様子を窺いながら、シートを締めて、クローズリーチに持ち込み、一気にタック。2ポイントリーフのメインセールだけでも、そこそこ走ることが分かりましたし、タックも意外と簡単に出来ることが確認できたのが大収穫でした。
この後は、そのままコースを維持して、真っ直ぐに志賀ヨットクラブを目指しました。この間に短時間ですが今日一番の強い風が吹いて、これは私たちの琵琶湖でのセーリング経験で最も強い風だと感じるものでした。2ポイントのメインセール1枚でも、アビームで見かけの風が前に回ると相当ヒールしました。バウからのスプレーもザバンと来る感じではなくて、飛沫がパシパシと叩くように飛んでくる感じです。
出港届けでは最終帰港時刻を午後4時にしていましたが、風と波で少々疲れたので、軟弱ですが(~_~;)、早めに切り上げることにしました。ワイフと交代でティラーを引きながら、13時45分、志賀ヨットクラブの東沖2kmくらいのところでセールを降ろし、機走で帰港しました。機走中も真横からの風と波で、一人がバウに出て作業すると、船外機が波の上に持ち上がり空転する音がするほどです。志賀ヨットクラブの掘割に入る前の水路は、横風に流されないよう何時もより速めの行き足で通過。14時5分着桟。
早めの帰港だったので、船台の上でゆっくりと時間を掛けて後片付け。
JR湖西線、和邇駅15時46分発の電車で帰りました。
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