2010.04.30 Friday
琵琶湖は良い風で爽快なセーリング
2010年4月30日(金曜日)。先週も、先々週も行けそうで行けなかった琵琶湖。今週こそはと思っていましたが、天気も味方してくれたようで朝から晴れています。
志賀ヨットクラブライブカメラの朝7時の画像。
昨日もこのライブカメラを何度か覗いてみましたが、天気は良く風も強くて岸寄りでも白波が立っていました。今日も良い風であることを期待して、家を出ました。
JR塚口を7時56分という普通電車で尼崎駅で新快速に乗り換え、山科で湖西線の普通電車に乗り換えて和迩駅に到着したのが9時16分。
これが金曜日の琵琶湖行きの私たち夫婦の定例のパターンです。新快速での尼崎〜大阪の7分間は平日の通勤客で混み合うのですが、大阪駅で大半の乗客が下車しますので、間違いなく座ることがでできます。
JR利用なら疲れて帰る時など、座席で居眠りしながらでもOKです。車を運転しての往復ではこうは行きませんね(^_^)。
JR和邇駅から志賀ヨットクラブまでは湖岸の旧道を歩いたり、農道を歩いたりします。
今日は農道を歩きましたが、田圃では田植えの準備が進んでいました。
代掻きの始まった田圃。
苗代。
このゴールデンウィークが過ぎた頃には、このあたりの殆どの田圃で田植えが済んでいることでしょう。
こんな写真を撮ったり道端の雑草の花を見たりて、ぶらぶらと散策しながら志賀ヨットクラブに到着したのが9時40分。先週ネットショップで注文しておいたハーネス付きのライフジャケットの送り先を、ヨットクラブ宛てにしていましたのでそれを受け取りました。
早速、艇の準備をして下架してもらいました。朝7時のライブカメラの画像では風も波も殆どない穏やかな湖面だったのですが、ハーバーの直ぐ沖の湖面は北東風で白波が見えています。
この風が安定して吹けば、今日の予定コース(沖島→近江舞子沖→志賀ヨットクラブ)には最適です。クローズホールドで沖島まで、リーチングで近江舞子沖へ、フリーで帰るという時間が経つほど楽になるコースです。北東風が安定していればの話ですが(出発時点では希望的観測です)。ま、結果は期待通りになりました(^_^)。
ハーバー内の桟橋に舫って出航の準備をしている頃は、湖面は相変わらず白波が見える様子でしたから、メインは予めワンポイントリーフをセット、その上にツーポイントもセットしてリーフを完了しておきました。ジブは90%のセルフタッキングジブをセット。
予め桟橋でリーフを完了しておくと、出港してからのセールを揚げる作業が非常に樂です。また、今日やったように、ツーポイントリーフをあらかじめセットする時には、ワンポイントリーフを決めて、その上でツーポイントリーフを決めておくと便利です。風が弱まってメインセールのエリアを拡張したいと言う時に、作業が樂なのです。ツーポイントリーフのラインを解放してメインハリヤードを引けば、ワンポイントリーフはすでにセットが済んでいるからです。
新しいハーネス付きのライフジャケットを着て、10時20分に出港しました。直ぐにセールを揚げました。風は北東で、沖に向かって少し風に立て気味に機走しながら一気にセールを上げることが出来ますので、志賀ヨットクラブから出る場合には理想的な風向です。
ポートタックでセールを揚げて走り始めました。北から高速で堅田方面へ向かう漁船が前方を過ぎりそうでしたからタックして松の浦方向へ北上しました。湖岸近くの今日の波と風の方向は、このタックでは波に叩かれる度合いが多く走り辛いので、再度セールを返してしてポートタックに戻しました。
波長が短くてバウが叩かれ気味ですから、クローズホールドより僅かに落し気味にして波との角度を浅くした方がロスが少ないようです。2ポイントリーフでヒールも少なく効率よく走っています。今日の風はコンスタントでブローがないので安定して走りますから気分が楽です。
新しいハーネス付きのライフジャケットを着ているところ。
伸縮式のハーネスラインは、使用しない時も身体の周りにたすき掛けして止めています。この状態で違和感なく過ごせますので、この形で使えそうです。後は、ハーネスラインを掛けるアンカーをどうするかだけです。
天気は徐々に雲が多くなってくるようです。雲の合間に太陽が覗いている間は日差しがあって暖かですが、太陽が隠れると肌寒くて、クローズホールドで前からくる風のために身体が冷えてきます。半袖下着、半袖ポロシャツ、薄手フリースの上にウィンドブレーカーを着て、その上にライフジャケットを着けていたのですが、それでも寒いので、その上にゴアテックスの雨具を羽織って、丁度良い感じです。キャップでは寒いので、フリースのスキー帽を深く下ろして耳と後頭と首筋を被ってやっと寒さが防げました。気温は12度ほどあるのですが、風があるとやはりまだ寒いです。
11時30分。風は、出港後の30分ほどと比べると、少し弱くなり目に付く白波も減りました。しかし、メインセールはツーポイントリーフのままで、楽にセーリングしながら昼食を摂ることにしました。今日は、この風ですから、艇内で火を使うことは止めて、持参したサンドイッチとサラダ、ボイルしたウィンナソーセージで済ませることにしました。テルモスに入れて持参した温かい緑茶もあります。
13時丁度、沖島西岸に近付いたところ。
このあと直ぐにタックして、予定通りリーチングで近江舞子沖を目指しました。
このレグでは風は再び良くなってきたので、2ポイントリーフでも快適に走ります(^_^)。
13時20分ごろ、近江舞子沖を目指しているところです。所々に白波が見えています。
空は完全に曇り、比良の山並みの上空には雨雲も出てきて降っている様にも見えます。翳ってきたら寒くなってきました。ワイフは寒い寒いと弱音を吐きキャビンに引っ込んであれこれ着込んでいます。その内に落ち着いたのかソファーに寝転んで持参した文庫本など読んでいる様子です。
13時50分、近江舞子岸近く。
ここでジャイブしてフリーで志賀沖観測塔を目指します。
14時20分、風が落ちてきたのでメインセールのリーフを解放してフルメインに戻しました。風が落ちるときには、こんなもので、フルメインにしたらますます風が弱まり、艇速も一気に落ち艇が波に揺れるとセールに裏風が入ってバタバタと鳴る始末です。
14時30分、南0.3kmに志賀沖観測塔。
風が落ちてきましたし、比良の山並みの上には雨雲が出て暗くなり雨が近づいてくるようです。ピンポイント天気予報では夕方に弱い雨があるとのことでしたが、どうもその気配濃厚です。時間も頃合なので、ジャイブして帰港することにしました。
志賀ヨットクラブまで2kmほど残したところで、ポツリと雨が落ちてきました。強い雨になるほどの分厚い大きな雨雲ではありませんが、濡れるのも嫌なので、大急ぎでセールを降ろし機走に切り替えてフルスロットルで帰りました。
ポツリポツリと落ちて来る雨の中、15時15分着桟。桟橋に舫ったまま艇の後片付けをしてオーニングも掛けて後はクラブのスタッフの方に任せました。
暖房の効いたクラブハウスで、お昼の残りを食べ温かい緑茶を飲んでゆっくりしていると、体中に暖かさが戻ってきました。
16時にクラブを出て和邇駅に向かう途中、雨が一時本降りになりました。折りたたみ傘を1本持参していたので大助かり。16時30分の普通電車で帰途に着きました。
京都の周辺までは空模様が怪しかったのですが、高槻辺りから西になると雲ひとつない青空が広がっていました。
今日も爽快なセーリングを楽しめました。まだちょっと寒かったですが。
志賀ヨットクラブライブカメラの朝7時の画像。
昨日もこのライブカメラを何度か覗いてみましたが、天気は良く風も強くて岸寄りでも白波が立っていました。今日も良い風であることを期待して、家を出ました。
JR塚口を7時56分という普通電車で尼崎駅で新快速に乗り換え、山科で湖西線の普通電車に乗り換えて和迩駅に到着したのが9時16分。
これが金曜日の琵琶湖行きの私たち夫婦の定例のパターンです。新快速での尼崎〜大阪の7分間は平日の通勤客で混み合うのですが、大阪駅で大半の乗客が下車しますので、間違いなく座ることがでできます。
JR利用なら疲れて帰る時など、座席で居眠りしながらでもOKです。車を運転しての往復ではこうは行きませんね(^_^)。
JR和邇駅から志賀ヨットクラブまでは湖岸の旧道を歩いたり、農道を歩いたりします。
今日は農道を歩きましたが、田圃では田植えの準備が進んでいました。
代掻きの始まった田圃。
苗代。
このゴールデンウィークが過ぎた頃には、このあたりの殆どの田圃で田植えが済んでいることでしょう。
こんな写真を撮ったり道端の雑草の花を見たりて、ぶらぶらと散策しながら志賀ヨットクラブに到着したのが9時40分。先週ネットショップで注文しておいたハーネス付きのライフジャケットの送り先を、ヨットクラブ宛てにしていましたのでそれを受け取りました。
早速、艇の準備をして下架してもらいました。朝7時のライブカメラの画像では風も波も殆どない穏やかな湖面だったのですが、ハーバーの直ぐ沖の湖面は北東風で白波が見えています。
この風が安定して吹けば、今日の予定コース(沖島→近江舞子沖→志賀ヨットクラブ)には最適です。クローズホールドで沖島まで、リーチングで近江舞子沖へ、フリーで帰るという時間が経つほど楽になるコースです。北東風が安定していればの話ですが(出発時点では希望的観測です)。ま、結果は期待通りになりました(^_^)。
ハーバー内の桟橋に舫って出航の準備をしている頃は、湖面は相変わらず白波が見える様子でしたから、メインは予めワンポイントリーフをセット、その上にツーポイントもセットしてリーフを完了しておきました。ジブは90%のセルフタッキングジブをセット。
予め桟橋でリーフを完了しておくと、出港してからのセールを揚げる作業が非常に樂です。また、今日やったように、ツーポイントリーフをあらかじめセットする時には、ワンポイントリーフを決めて、その上でツーポイントリーフを決めておくと便利です。風が弱まってメインセールのエリアを拡張したいと言う時に、作業が樂なのです。ツーポイントリーフのラインを解放してメインハリヤードを引けば、ワンポイントリーフはすでにセットが済んでいるからです。
新しいハーネス付きのライフジャケットを着て、10時20分に出港しました。直ぐにセールを揚げました。風は北東で、沖に向かって少し風に立て気味に機走しながら一気にセールを上げることが出来ますので、志賀ヨットクラブから出る場合には理想的な風向です。
ポートタックでセールを揚げて走り始めました。北から高速で堅田方面へ向かう漁船が前方を過ぎりそうでしたからタックして松の浦方向へ北上しました。湖岸近くの今日の波と風の方向は、このタックでは波に叩かれる度合いが多く走り辛いので、再度セールを返してしてポートタックに戻しました。
波長が短くてバウが叩かれ気味ですから、クローズホールドより僅かに落し気味にして波との角度を浅くした方がロスが少ないようです。2ポイントリーフでヒールも少なく効率よく走っています。今日の風はコンスタントでブローがないので安定して走りますから気分が楽です。
新しいハーネス付きのライフジャケットを着ているところ。
伸縮式のハーネスラインは、使用しない時も身体の周りにたすき掛けして止めています。この状態で違和感なく過ごせますので、この形で使えそうです。後は、ハーネスラインを掛けるアンカーをどうするかだけです。
天気は徐々に雲が多くなってくるようです。雲の合間に太陽が覗いている間は日差しがあって暖かですが、太陽が隠れると肌寒くて、クローズホールドで前からくる風のために身体が冷えてきます。半袖下着、半袖ポロシャツ、薄手フリースの上にウィンドブレーカーを着て、その上にライフジャケットを着けていたのですが、それでも寒いので、その上にゴアテックスの雨具を羽織って、丁度良い感じです。キャップでは寒いので、フリースのスキー帽を深く下ろして耳と後頭と首筋を被ってやっと寒さが防げました。気温は12度ほどあるのですが、風があるとやはりまだ寒いです。
11時30分。風は、出港後の30分ほどと比べると、少し弱くなり目に付く白波も減りました。しかし、メインセールはツーポイントリーフのままで、楽にセーリングしながら昼食を摂ることにしました。今日は、この風ですから、艇内で火を使うことは止めて、持参したサンドイッチとサラダ、ボイルしたウィンナソーセージで済ませることにしました。テルモスに入れて持参した温かい緑茶もあります。
13時丁度、沖島西岸に近付いたところ。
このあと直ぐにタックして、予定通りリーチングで近江舞子沖を目指しました。
このレグでは風は再び良くなってきたので、2ポイントリーフでも快適に走ります(^_^)。
13時20分ごろ、近江舞子沖を目指しているところです。所々に白波が見えています。
空は完全に曇り、比良の山並みの上空には雨雲も出てきて降っている様にも見えます。翳ってきたら寒くなってきました。ワイフは寒い寒いと弱音を吐きキャビンに引っ込んであれこれ着込んでいます。その内に落ち着いたのかソファーに寝転んで持参した文庫本など読んでいる様子です。
13時50分、近江舞子岸近く。
ここでジャイブしてフリーで志賀沖観測塔を目指します。
14時20分、風が落ちてきたのでメインセールのリーフを解放してフルメインに戻しました。風が落ちるときには、こんなもので、フルメインにしたらますます風が弱まり、艇速も一気に落ち艇が波に揺れるとセールに裏風が入ってバタバタと鳴る始末です。
14時30分、南0.3kmに志賀沖観測塔。
風が落ちてきましたし、比良の山並みの上には雨雲が出て暗くなり雨が近づいてくるようです。ピンポイント天気予報では夕方に弱い雨があるとのことでしたが、どうもその気配濃厚です。時間も頃合なので、ジャイブして帰港することにしました。
志賀ヨットクラブまで2kmほど残したところで、ポツリと雨が落ちてきました。強い雨になるほどの分厚い大きな雨雲ではありませんが、濡れるのも嫌なので、大急ぎでセールを降ろし機走に切り替えてフルスロットルで帰りました。
ポツリポツリと落ちて来る雨の中、15時15分着桟。桟橋に舫ったまま艇の後片付けをしてオーニングも掛けて後はクラブのスタッフの方に任せました。
暖房の効いたクラブハウスで、お昼の残りを食べ温かい緑茶を飲んでゆっくりしていると、体中に暖かさが戻ってきました。
16時にクラブを出て和邇駅に向かう途中、雨が一時本降りになりました。折りたたみ傘を1本持参していたので大助かり。16時30分の普通電車で帰途に着きました。
京都の周辺までは空模様が怪しかったのですが、高槻辺りから西になると雲ひとつない青空が広がっていました。
今日も爽快なセーリングを楽しめました。まだちょっと寒かったですが。
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