2013年6月28日(金曜日)。今日もワイフと2人、琵琶湖でセーリングです。梅雨の6月というのに、今年は天気と休みの回り合わせが良くて、8日・14日・22日そして今日と4週連続、志賀ヨットクラブでの乗艇になります。
いつもの様にJRを利用、宝塚線塚口駅から湖西線の和邇駅へ向かいます。9時16分和邇駅着。
家を出る頃の尼崎辺りは青空の全く見えない一面の曇り空でしたが、これは琵琶湖の周辺でも同様です。それでも和邇駅から志賀ヨットクラブへ向かって歩いてゆく頃から、徐々に雲が薄くなり空が明るくなって来たようです。
9時40分、志賀ヨットクラブに到着。平日の金曜日ですから、今日は私たち夫婦だけの利用のようで、人影がなく静かです。
直ぐに下架してもらい、港内の桟橋でジブのセット。
10時15分に出港。
今日のセーリング計画は、何時も同様に、風なりに沖島目指し往復、最終帰港予定時刻は16時30分。
10時20分、セールを揚げました。ジブは110%レギュラー、フルメイン。風は南東、10時前から徐々に良い風になり5m/s前後、波はほとんど無いという絶好のコンディションです。スタボータックのクローズリーチで、一直線に沖島を目指します。
セールを揚げて10分、10時30分頃、南東の風、スタボータックのクローズリーチで沖島目指して快走しているところです。
10時32分、振り返って見た比良の山並。上空の所々に青空が覗き始めました。
琵琶湖のピンポイント天気予報では、最高気温が12時〜15時頃の27度ですから、日差しさえなければそれほど暑くはならないでしょう。
出港直後の南東の良い風は、10時45分頃まで約25分間ほど続きました。艇速は7〜9km/h、最速12.4km/h。1日が終わってみれば、この25分間が最も快適なセーリングでした。
10時55分、見渡す湖面一帯が凪になってしまいました。
11時11分、凪の後の僅かな風はそれまで南東だったものが反転して北西になりましたが、艇は殆ど動かず。
時々やって来る僅かな風の狭いエリアをたどりながら、ポートタックで風に合わせ、のろのろと伊吹山方向へ進みます。
11時12分、北の近江舞子方向を眺めたところ。こちらも上空の雲が薄れて少し明るくなって来ました。
11時25分、ほとんど風が無いといって良いような超微風の中、昼食の準備。お湯を沸かしてシーフードカップヌードルを作ります。これがスープ代わりで、パリパリの海苔を巻いたお握り、ボイルしたウィンナソーセージが今日の(何時もと殆ど同じですが)昼食。交代で片手でティラーを握っての昼食です(^_^;)。
11時40分、ベタ凪。艇は殆ど動かないのですが、それでも風に合わせて動かそうとしている間に、時計回りにほぼ180度回ってしまう有様です。
11時50分、極弱い風が南東からやって来るのに合わせて、スタボータックのクローズホールドで艇を沖島へ向けます。
徐々にこの弱い風が安定してきました。
12時3分、南に見える志賀沖観測塔。
観測塔の北側を沖島目指して通過中。
12時34分、再び凪いだ後、一時の弱い北西風、ポートタックのリーチングで艇を伊吹山方向へ向けます。
12時50分頃、またまた凪。
この後の30分間は、無風で艇が漂っている間は、天気が良くなり強い日差しがあって暑さが増しました。ワイフは昼食後からこの暑い時間帯もデッキで昼寝です。
13時20分頃、北東〜東北東の風がやって来ました。
13時31分、北東の風、ポートタックのクローズリーチで水ケ浜方向を目指しているところです。
北東〜東の間で振れる弱い風に合わせて沖島へ向かいます。
14時丁度、やっと沖島の北西岸に近づきました。
ここで反転して、帰りのレグに入ります。
この風の弱い状態が続くと途中で時間切れになりそうです。
何とか湖西寄りに進めようと、北東の弱い風でジェネカーを揚げ、近江舞子方向を目指そうとしました。
14時10分、ジェネカーを揚げました。
しかし、風は、徐々に北から北西へと回りながら極弱風と凪を繰り返します。
14時33分、北の風がちょっと良くなり、ジェネカーで真っ直ぐ志賀ヨットクラブを目指しているところです。
弱い風は北〜西で振れるので、ジェネカーで走るコースは徐々に南に落ちて行きます。
14時50分、再び凪。
垂れ下がったジェネカー。
15時5分、ジェネカーは垂れ下がったまま、鏡のような湖面に雲の切れ間に覗く太陽が映っています。
15時20分、南から風がやって来るのが見えます。ソックスを降ろしてジェネカーを手で回してポートタックにして、ソックスを引き上げてジェネカーが開いた所に一気に風がやって来ました。艇が急激に切り上がってジェネカーが猛烈にシバー。ワイフがティラーで艇を少し風下に落としますが、今度はジェネカーのシートが猛烈に引かれるのでコントロール出来ません。大急ぎで、ソックスを引き下ろしてジェネカーを降ろしました。
ジブを揚げようと思いましたが、風は急速に強くなって、南には白波が見え始めました。とりあえず、フルメインだけでのビームリーチで真っ直ぐ志賀ヨットクラブ目指して走らせます。
15時36分、メインのみでポートタックのビームリーチ、10km/h前後の快走。
この頃から、雲が増えて日差しは少なくなり、風もあるので涼しく感じます。
15時47分、白波を伴う南南東の風。
メインだけなので気楽ですが、横波でローリングするのでティラー操作は気が抜けません。この前後で一時10km/h〜12km/h。
15時53分、北に志賀沖観測塔を見て通過中。
16時20分、メインセールを降ろして、機走で志賀ヨットクラブへ向かいます。
16時32分、入港着桟。
帰港後、クラブハウスで2回目の昼食、お握りとボイルしたウィンナソーセージ。
上架した艇の上で、ジブとジェネカーの後始末。
その後で、シャワーを浴びてさっぱりしました。
17時45分、クラブを後にしました。まだお腹が減っているので、和邇駅前のスーパーで食べ物を買って、帰りの電車で食べることになりました。
18時15分発の電車に乗って、帰宅したのは20時過ぎでした。