2013.10.31 Thursday
今日の琵琶湖のセーリングは、3時間我慢、2時間快走
2013年10月31日(木曜日)。先週は台風27号の雨で琵琶湖でのセーリングは中止したので、2週間ぶりの琵琶湖です。今日の琵琶湖の天気は、朝6時発表の天気予報では曇時々晴れ。
今日予定しているセーリングエリアの天気に関して一番参考になるのは、沖島のある近江八幡市のピンポイント天気予報です。
そして、今朝、7時28分の志賀ヨットクラブのライブカメラで見た琵琶湖の様子。
天気予報の気温を見ると、暑くなく、寒くなくの調度良い気温です。風さえ程良く吹いてくれれば、一番気持ちの良いセーリングが楽しめる季節です。
何時もの通りJRで出かけました。今日の新快速は、大阪で多くの通勤客が下車してからは立っている人がいなく、ちらほら空席も見えるほどのゆったり空間でした。
9時16分、定刻に湖西線和邇駅到着。
JR湖西線沿いの農道を辿って志賀ヨットクラブへ向かいます。
途中で見掛けたアキノノゲシ。
9時40分、志賀ヨットクラブに到着しました。
着いて直ぐに、クラブに依頼していた愛艇BUDDYの中間検査が終わっていたので、関係書類を受け取りました。
船台の上の艇に上がってセーリングの準備。前回、乗艇した時にバウハッチの水漏れ箇所の確認と漏れ止めの工事などをお願いしていたのですが、その結果も確認する必要があります。先週は台風27号の影響で琵琶湖ではかなりの雨が降っていますので、どうなっているかと恐る恐るヘッドの扉を開けると、やっぱり同じような量の水が溜まっていました。雑巾で吸い取って絞った水は、バケツに6〜7分目程の量です。どうも漏れはハッチのサイドのパッキング部分からの雨水の吹込みだけではないようです。セーリング終了後に、もう一度ホースで清水を掛けて漏れの場所を確認する必要があります。
今日予定しているセーリングエリアの天気に関して一番参考になるのは、沖島のある近江八幡市のピンポイント天気予報です。
そして、今朝、7時28分の志賀ヨットクラブのライブカメラで見た琵琶湖の様子。
天気予報の気温を見ると、暑くなく、寒くなくの調度良い気温です。風さえ程良く吹いてくれれば、一番気持ちの良いセーリングが楽しめる季節です。
何時もの通りJRで出かけました。今日の新快速は、大阪で多くの通勤客が下車してからは立っている人がいなく、ちらほら空席も見えるほどのゆったり空間でした。
9時16分、定刻に湖西線和邇駅到着。
JR湖西線沿いの農道を辿って志賀ヨットクラブへ向かいます。
途中で見掛けたアキノノゲシ。
9時40分、志賀ヨットクラブに到着しました。
着いて直ぐに、クラブに依頼していた愛艇BUDDYの中間検査が終わっていたので、関係書類を受け取りました。
船台の上の艇に上がってセーリングの準備。前回、乗艇した時にバウハッチの水漏れ箇所の確認と漏れ止めの工事などをお願いしていたのですが、その結果も確認する必要があります。先週は台風27号の影響で琵琶湖ではかなりの雨が降っていますので、どうなっているかと恐る恐るヘッドの扉を開けると、やっぱり同じような量の水が溜まっていました。雑巾で吸い取って絞った水は、バケツに6〜7分目程の量です。どうも漏れはハッチのサイドのパッキング部分からの雨水の吹込みだけではないようです。セーリング終了後に、もう一度ホースで清水を掛けて漏れの場所を確認する必要があります。
今日のセーリングの目標は沖島、最終帰港予定時刻は16時というセーリング計画で出港届けを出しました。
10時35分出港。
エリの外へ出た所で、直ぐにセールを揚げました。和邇駅からクラブまで歩いてくる途中では南寄りの風が程良く吹いていて、今日は風が良くなりそうな予感があったので、110%レギュラージブか90%セルフタッキングジブか悩みましたが、気楽なセーリングの出来るセルフタッキングジブにしました。
出港時は、南南東の風。天気予報では北西〜北北西の風を予報していますが、ほとんど真反対の風向です。
ところが、その南寄りの風に艇を立てセールを揚げてほんの数分で風はすっかり落ちてしまいました。
それからは、南西〜南〜東と風向の定まらない超微風・無風の繰り返しです。
11時25分、出港してから50分、超微風か無風が繰り返し続き、セールはだらりと垂れ下がり、バタリバタリと揺れるだけ。湖面はベタ凪。
小忠実にセールを風に合わせてタックを繰り返しながら沖島の北端を目指します。なかなか進みません。
11時30分、志賀沖観測塔がまだ東に見えています。このままでは沖島まで辿り着けそうにない予感がします。早めに、昼食の準備を開始。ギャレーのコンロでお湯を沸かして、インスタントのシーフードヌードルを作ります。
11時40分過ぎから昼食。今日は、シーフードヌードル、それに持参の炊き込みご飯のお握りを海苔で巻いたもの、ボイルしたウィンナソーセージ、スライスして電子レンジで焼いたカボチャ。
11時57分、出港して約1時間20分、やっと東南東の微風が吹いてきました。
しかし、これも5分ほど。再び方向の定まらない超微風。
12時55分、やっと程よい東南東の風になりました。
この弱い風は、東南東〜東北東に微妙に細かく振れながら10分ほど続きましたが、結局また凪状態に戻ってしまいました。
13時10分頃、北〜北東方向の遠く、白鬚沖から沖島北西端を結ぶライン上に、黒い風の線が見えてきました。こちらはベタ凪なのですが、向こうでは強い風が吹いていそうです。気になるので、双眼鏡を取り出して様子を確認しました。確かにくっきりとした波があって、その後ろには白波も見えます。その風が、やって来るのを待ちます。
5分ほどでその強い風の前縁に入りました。風は北。やっと天気予報で予報していた風向の風です。それまでの超微風と90度ほども違う風です。風域に入るとほんの5秒ほどで、一気に艇のスピードが2km/hから10km/hにまで上がりヒールが強まりました。
すぐ風は北北東で8m/s前後になり白波が増えてきたので急ぎ1ポイントリーフの作業に移りました。ところがこのブローはリーフ作業中が一番強くて、風が安定すると白波は徐々に収まってきました。
その後、この風は白波が出たり収まったりと若干の強弱はあるものの安定して吹き続けました。ポートタックのクローズリーチで、沖島北西端沖を目指し、10km/h前後の艇速でグングン進みます。
13時39分、白波を伴う強風に対処しようとしばらく1ポイントリーフのままでいましたが、風はそれ以上強まらず再びフルメインに戻しました。
13時53分、風が少し西に回り北北西になって強まり、白波が出始めたので再び1ポイントリーフにしました。
ほぼ沖島北西端沖に達し、時刻も14時が近づきました。最終帰港予定時刻を16時にしていますので、そろそろ帰港のレグに入る頃です。14時2分、タックして一気に志賀ヨットクラブを目指すことにしました。
タック直後のスタボータックのブロードリーチ。この日一番の快調な走りです。12km/h前後で快走。
志賀沖観測塔が近づくとやはり北北西〜北西の風は比良山脈の影響で弱まります。志賀沖観測塔を南に見て通過するころまでは再び風の強くなることを期待して1ポイントリーフのままだったのですが、風は強まってきません。
15時2分、観測塔を過ぎた辺りでリーフを解きフルメインに戻しました。
15時20分、セールを降ろそうと船外機を起動しましたが、何時もとはエンジン音が違い振動も激しく、スロットルを開くとエンジン音が高くなったり低くなったりと唸るような感じです。おかしいので一度エンジンを停止させました。再起動すると、今度は滑らかな回転音です。
セールを降ろし、フェンダーと舫いロープの用意をしたところで、エリの横を通過して桟橋が近づきました。どうも又エンジン音が不調で振動が激しいようです。2個のプラグの片方しかスパークしていないのかもしれません。
ここで一度エンジンの後進チェックしました。すると、エンストしてしまいました。再起動しないのではないかとちょっと不安になりましたが、ニュートラルに戻し、再度セルを回すとなんとか起動しました。
もう目の前は桟橋ですので、恐る恐るエンジンをデッドスローで回しながら、掘割を通過、港内の桟橋に着けました。
15時35分、入港着桟。
その場で、もやいを取ってくれたスタッフに、船外機の不調を点検してもらいました。専門家スタッフの見立ては、下側のプラグが点火していない片肺運転状態だということで、早速プラグを抜いて付着しているカーボンを取り除く掃除をしてもらいました。
その後の再起動では、音も正常で、振動も穏やか、滑らかに回転しているのが分かります。新品のプラグは2本用意してあるのですが、このプラグの掃除・プラグの交換作業が何時でも自分で出来るようにならないといけないということです。
上架後は、バウハッチの水漏れ箇所の確認です。そのためにハッチ周辺にホースで清水を掛けて、漏れる位置を見つける作業にかかりました。
最初は、前回同様にハッチの合わせ目に向けて横方向から水を吹きかけましたが、右舷側からも左舷側からも、薄いパキングの増設の工事をしたおかげでハッチ枠の周りからは侵入してきませんでした。スタッフの指示で今度は、ハッチのガラス面とアルミの枠に垂直に水を垂直に吹きかけてチェックしました。すると、マスト寄りハッチのガラスとアルミ枠の接着部分から雨だれのように漏ってくるのが見つかりました。この部分のガラスとアルミの接着パッキングに剥離が生じて水漏れが生じたようです。これで、原因がかなりはっきりと特定できたので、改修工事の見通しが立ちました。ガラスとアルミ枠の接着の工事をスタッフに行って貰うようお願いしました。
ジブを畳みデッキの後始末を終えて、16時45分、クラブを後にしました。
16時54分、山並の向こうに日は沈んで、西の空が赤く染まっています。
和邇駅17時15分発の電車に乗って、帰宅したのは19時過ぎでした。
帰宅してから、ガーミンのハンドヘルドGPSの軌跡データを、Google Earth で読み込んでみました。今日のセーリングのコースが一目瞭然です。
沖島の北西沖に向かって細かくジグザクと進んでいるのが往航。復航は、真っ直ぐ一直線で志賀ヨットクラブへ向かっています。今日は、始めの3時間は我慢我慢のセーリング、後の2時間はリーフしたり解いたりを二度も繰り返す作業はありましたが快適なセーリングでした。
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