2015年2月26日(木曜日)。今朝早くに
Animium.comからメールが届き、新しく自動車の3Dモデリングデータ"Mercedes-Benz C63 AMG"が公開されたとの案内がありました。
早速アクセスしてみました。
ダウンロードページのキャプチャ画像。
ダウンロードしました。ファイル名が"MB_c63_amg.rar"、ファイルサイズは16.2MB。アンパックしてみると、3Dデータフォーマットは、案内の通りMax と Obj の2種類でした。
私のアプリケーション環境で使えるのはobjフォーマットです。
"PoseRay"でobjフォーマットデータを読み込みました。
そのプレビュー画面。
良くあることですが、全体の色が黒っぽくなってしまっています。今までの経験から、このような時には、"Groups"タブ内にある"Recalculate normals"機能を使ってポリゴンの法線の向きを再計算させると解決するケースが多いようです。"Recalculate normals"ボタンをクリックしたら、次のようにほぼ期待通りの色が表示されました。
車体の向きと位置、表示サイズを若干調整しました。特にエラーやワーニングはなかったのですが、車体各部のmaterialの中でambientに大きな値を指定していたので、これをゼロに変更しました。
そして"POV-Ray"へエクスポート、レンダリング。
その結果の画像。
上の画像をクリックすると大サイズ(1600*1200)画像を表示
objデータのサイズが20MBもありましたから、さすがに詳細なモデリングです。
このエクスポートされた"POV-Ray"シーンファイルを元に、"POV-Ray"での1unitが1mになるようにスケール合わせをしました。
その画像。
グリッドは0.5unit=0.5mです。
このスケール合わせ後の"POV-Ray"シーンフィルをincludeファイル化して私の"POV-Ray"部品ライブラリに保存しました。これで何時でも"Mercedes-Benz C63 AMG"を"POV-Ray"のシーンに組み込むことができます。